新メンバー自己紹介に盛り込むべき5つの情報
社内広報施策として新メンバーの自己紹介は鉄板ネタだと思います。
これまで多くの企業の自己紹介記事を拝見させていただきましたが、毎年決まった定型文で企画し、なんとなく自己紹介をしている企業が大半を占めていると思います。
そこで、本記事では自己紹介の目的に立ち返り、また目的を達成する上で盛り込むべき5つの情報について解説します。
自己紹介の目的に立ち返る
自己紹介の目的を「自己紹介をする立場」と「社内で企画する立場」に分けて考えてみます。
まず自己紹介をする立場の目的は、言わずもがな他のメンバーに覚えてもらうことが目的です。
一方、企画する立場は、新しく入った方がスムーズに仕事が出来る環境を作ることが目的だと思っております。
釈迦に説法ですが、異なる職場環境で勤務してきた初対面同士が、急に同じチームで仕事をすることは簡単なことではありません。
そのため、自己紹介によって、お互いの関係が構築され、スムーズ仕事ができることまで実現することが、理想的な社内広報施策と言えるでしょう。
自己紹介の目的を達成する5つの情報とは
次に企画する立場が自己紹介の目的(=新しく入った方がスムーズに仕事が出来る環境を作ること)を達成する上で公開すべき情報を解説します。
結論、私の経験則上、下記の5つの項目を発信することが目的を達成する自己紹介になると考えてます。
例も挙げているので是非、ご参考ください。
- 認知:自分をどんな人間として認知してほしいか?
- (例)3社経験し、ずっと営業畑にずっといました
- 要求:自分が働きやすい状態を作るために知っておいてほしいこと
- (例)毎週月・水は子供の送り迎えのため早上がりします
- 貢献:自分が他のメンバーに寄与できること(≒自分の強み)
- (例)コスメ領域での消費者(toC)営業経
- 不安:自分がいま不安に思っているこ
- (例)消費者(toC)営業経験しかなく、法人(toB)営業経験がない
- 将来:このあとどんなキャリアを歩みたいと思っている
- (例)事業責任者として組織を引っ張りたい
特に新卒社員には要求や貢献を発信するハードルは高いと思いますので、すべて開示する必要はないですが、5つの観点に沿って自己開示ができるとスムーズに仕事が進められると思います。
参考までに弊社の例をご紹介します。
弊社では、入社初日のオンボーディングで、必ず社員プロフィール入力と自己紹介記事投稿を行なっております。
社内チャットでURL付きで報告してもらい、オフライン/オンライン問わず、投稿されたタイミングでコミュニケーションを図るようにしています。
オンボーディングも社内コミュニケーションを活性化させていく上で、綿密に設計できるので、別記事でご紹介させてください。
▼自己紹介記事の投稿(Web社内報ourly)
▼社員プロフィールの入力(ourly profile)
▼全社に告知(社内チャット)
本記事はここまでとします。
今後は、人材の流動性が高まる中で新しいメンバーと仕事をする機会も増えていき、より一層自己紹介の重要性が高まっていくと思いますので、お役に立てますと幸いです。