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社員7人で業務委託70人!?DAO組織ってどんなんDAO?

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DAOという言葉をご存知でしょうか。
近年注目を集めている組織形態で、Decentralized Autonomous Organizationの略です。日本語では『分散型組織』と訳され一般的にはブロックチェーンに基づく組織や形態の一つとされています。

DAOの特徴として
・中央集権的なリーダーがいない
・民主的に組織が運営される
などが挙げられますが、言葉だけだとなんとなくよくわからないような・・・。
そこで今回はブロックチェーン専業のゲーム会社であるdouble jump.tokyo株式会社にDAOの理想と現状についてお話を伺ってきました。

double jump.tokyo株式会社:
2018年にブロックチェーンゲームの開発を目的として設立。その後、手掛けたブロックチェーンゲームが取引量及びイーサリアム売上において世界1位を記録し、歴史の浅いWeb3業界ではあるものの、現在においてもトップランナーとして走り続けている。また、業界が盛り上がりを見せる昨今においては、大手ゲーム会社との提携も複数発表し、ブロックチェーンゲーム以外にも、ブロックチェーン技術を利用した周辺サービスをBtoB,BtoC問わず提供。
double jump.tokyo株式会社:https://www.doublejump.tokyo/
double jump.tokyo株式会社公式Twitter:https://twitter.com/doublejumptokyo

インタビュイー:
松谷:起業・ゲームプロデューサー・システム開発など多様な経験を有すビジネスプロデューサー。NTTデータを経て起業。自身の会社をモブキャストへ売却し、同社役員を歴任した後double jump.tokyoに参画。
Twitter:https://twitter.com/matsuyay

保坂:大学卒業後リクルートに入社し、海外赴任を経験。日本に帰国後組織人事コンサルタントとして活動し、double jump.tokyoに参画。

目次

終身雇用ベースの労働基準法は実情に合っていない

ーー本日はありがとうございます。早速ですが、御社は社員より業務委託の方が多いと伺いました。

保坂:こちらこそありがとうございます。
そうなんですよ。バックオフィス以外は業務委託という形の契約になっておりまして、社員7人業務委託70人という形でやっています。

もともとはそこに強い意志があったわけでもないんですけど、途中からルールになりました。チャレンジに近い部分もあるんですけどね。
働き方が大きく変わり始めていて、いままでの終身雇用をベースに作られた労働基準法も実情に合わなくなったなというのを肌で感じていたんです。

松谷:結果的には、副業メンバーも一緒に働きやすくなったり、海外にいるメンバーとも一緒に働けるようになりましたし、自由度を持った取り組みができるようになったと思っています。
採用観点でも、優秀なメンバーが集まりやすくなりました。

組織風土やカルチャーでメンバーを繋ぎ止めない

ーー業務委託で会社を作っていくことの意識の違いだったり、帰属意識の違いってありますか?

保坂:そうですね、みなさん社員と業務委託でコミット量が変わるんじゃないかということを気にされているんですが、社員であっても働いてみないとコミット量はわからないですよね。
当事者意識を持って動けるかということも、実際に働きはじめないとわからないわけです。

私たちは業務委託という形で契約するということは、ポジティブに働くことも多いと思っています。
というのも、ある程度自律しているビジネスパーソンがはいってくる前提になりますし、自律性が求められるからです。

松谷:確かに帰属意識という観点では、社員と変わることがあるのかもしれません。人によってフルタイムの業務委託もいれば、副業ベースでの業務委託メンバーもいます。
個々人によって、double jump.tokyoで働く意味やモチベーションは違うでしょう。ただみなさん高い熱量で働いています。

熱量を持って働くためには、ただ純粋に仕事の面白さを作っていくことが大事だと思っています。double jump.tokyoは「まだまだ整備されていないWEB3の道を一人一人が作っている」という点へのメンバーの一人一人の共感は非常に強いので、熱量が高いままメンバーが増やせているんだと思います。

DAOはまだまだ絵に書いた餅

松谷:あとはトークンインセンティブは大きな違いかもしれません。
スタートアップのインセンティブ付与の仕方としてはストック・オプション(以降SO)が一般的です。
SOの行使は、上場やM&Aなどの機会がないとなかなかできません。
一方、プロジェクトで発行されるトークンなどは、もう少し柔軟な設計により自由度があがるのでこの辺りをうまく活用したインセンティブ設計ができないかを実験しています。トークンインセンティブであれば、貢献度に応じて発行ができると考えています。
運用として完全ではありませんが、WEB3をやっている会社としてはトークンを活用した報酬制度もいろいろ実験しながらやっていきたいと考えています。

ーーDAOというと中央集権的なリーダーがいない、民主的に組織が運営される、という特徴をよく聞くのですが、御社はどうでしょうか?

松谷:正直DAOはまだまだ絵に書いた餅の状態かなと思います。
というのも、企業と企業が一緒に仕事をする場合は契約が必要で、契約が必要となると会社が必要です。一般的には株式会社であることが求められるでしょう。
そして株式会社では、取締役会があります。その意味では取締役会で物事がきまることもあり、中央集権的なリーダーがいないや民主的に組織が運営されている、とは簡単に言える状況を作るのは難しいと思っています。

とはいっても、可能な限り自律的な運用できるような企業を目指しています。

道を切り開く人・開くための環境を整える人

ーー業務委託で進めることによる難しさはありますか?

保坂:業務委託の評価制度や、一般社員でいうところの福利厚生みたいなところではまだ課題があると思っています。
というのも契約が違うだけで、僕らは業務委託であっても、同じところを目指す仲間としていろいろな制度を用意したいなと。

一方で、評価制度についてはあった方がいいとは思うものの、多くの企業ではマネジメントレイヤーが評価制度の構築や設計にすごく時間を使っている現状です。
ただ、それは時間の使い方としては勿体無いと思っていて。いや、もちろん大事なことだとは思っています。
評価制度の新しい形に挑戦していきたいですね。

ーー最後にメッセージはありますか?

松谷:今は弊社は、ブロックチェーン専門のゲーム会社という形で見られていますが、まだまだWEB3は盛り上がりを見せる中で様々な事業がこれから生まれると思っています。
例えば情報の格差がまだまだあるとは思っていて、そこを解決するようなコンサルテーションも必要になるでしょうし、税制上や法律の問題の解決なども必要になります。
組織の在り方もどんどん変わっていくとは思いますが、どんどんチャレンジしていきたいなと感じています。

保坂:ありがたいことに優秀なメンバーがどんどんそろってきている状態です。
WEB3という新しい道を切り開いていきたい人と、どんどん出会っていきたいなと思いますので、ぜひ少しでも興味を持っていただければ、気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

Nozomu Iinoのアバター Nozomu Iino ourly株式会社 執行役員CMO

ourly magazine編集長。
業界No.1のAI特化型メディア『Ledge.ai』元編集長。
大手メーカーでユーザビリティエンジニアに従事したのち、株式会社ビットエーに入社しAI関連の新規事業の立ち上げを行う。
新規事業のチームを株式会社レッジとして子会社化し、執行役員に就任。新規商材の開発や事業のグロースに携わる。
現在はエグゼホールディングスにて新規事業開発の業務に従事。

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