【テーマ別】社内報の企画・ネタ100選|探し方、選び方も解説

本記事では、社内報の企画・ネタを、季節ごと(春夏秋冬)や社員インタビューなどのカテゴリーに分けて紹介しています。また、ネタの探し方、選び方も解説しています。
今すぐ使えるネタをお探しの方やネタ切れが起こらない方法に関して知りたい方は、ぜひご覧ください。
ネタ以外の社内報に関する情報は全てこちらの記事で網羅しております。

社内報におけるお役立ち資料をご覧いただけます
社内報は、企業の情報共有や社員間コミュニケーションの促進などに効果的な手法です。社会的に人材の流動化が激しくなり転職が当たり前になる中で、社内報を通した情報共有の重要性はさらに高まっています。
従業員に読まれる社内報の効果的な制作・運用を目指したい方に、今まで多くのインナーコミュニケーションや社内報を検討してきたコンサルティングの立場から、各種お役立ち資料をお届けします。
社内報のKPI設定方法や執筆方法、ネタ、ツール比較など、お困りの担当者はぜひ参考にしてみてください。
社内報とは
社内報とは、社内広報の1つの手段として、社員やそのご家族に発行される冊子やweb記事、動画などを指します。
主に人事・広報や経営企画担当者が担当し、企業理念や新製品やサービスなどの企業情報の共有、社員教育、社員のご家族に向けた情報共有など、さまざまなインナーコミュニケーションの目的達成のために使われます。
社内報にはweb社内報と紙社内報の2種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
web社内報と紙社内報
web社内報では、インターネットを用いて社内報を配信、管理します。紙社内報に比べて、社内報の読了に関するデータ解析が可能であることや速報性、配信の容易性などが特徴として挙げられます。
紙社内報では、紙媒体で小冊子として作成します。現実の「モノ」として存在するため、愛着を感じられることが特徴です。伝統的な社内報の形です。

【保存版】社内報のネタ・企画100個以上掲載|ホワイトペーパーを公開中

この記事に収まりきらなかったものも合わせ、100以上の社内報のネタを無料のホワイトペーパーにまとめました。
この資料では、今まで多くのインナーコミュニケーションや社内報を検討してきたコンサルティングの立場から、
- 社内報のネタを生み出し続ける方法
- 社内報のネタの4分類
- 目的別社内報のネタ
などについて無料で解説していますので、ぜひご活用ください。
【テーマ別】社内報の企画・ネタ100選

この章では、マネできる社内報のネタ(企画)を100個ご紹介します。それぞれ、季節やコロナ禍、インタビューなどの以下12個のテーマに分けてご紹介します。
ぜひ自社での社内報作成に役立ててください。
【テーマ】
会社情報紹介(理念や方針、商品・サービス情報)
部署・社員紹介
社員インタビュー
座談会
コロナ禍
研修・ルールの周知
季節(春・夏・秋・冬)
会社施設紹介
アンケート
プライベートイベント
近くのおすすめのお店紹介
結婚・出産祝い
会社情報に関する企画・ネタ(理念や方針、商品・サービス情報)
会社の理念や経営方針などの会社情報を共有することは、社内報の大きな役目です。社長や経営層の掲げる会社のビジョンや経営理念を、全社員と共有しましょう。普段関わりのない経営層と社員を繋ぐ大変重要な機会です。
(1)企業理念・経営理念
(2)経営方針
(3)行動指針
(4)会社(新)方針・(新)ルール
(5)新製品・新サービス情報
(6)決算報告・業績報告
(7)CSRの取り組み
(8)お客様の声
部署・社員に関する企画・ネタ
他部署が行っている業務や他部署にいる社員は把握しにくいものです。他部署がどんな業務を行っているのか、どんな社員がいるのかを紹介します。
普段は関わりの持てない部署間の社員間コミュニケーションの一つの機会となります。
(9)部署紹介
(10)部署別社員紹介
社員インタビューに関する企画・ネタ
社員インタビューは、普段はあまり関わりのない社員同士の理解を深めたり、会社上層部の想いを伝えたりすることができます。新卒社員紹介はどの会社でもよく使われやすい企画です。
(11)社長インタビュー
(12)部長インタビュー
(13)新卒社員紹介
(14)中途社員紹介
(15)若手社員インタビュー
(16)中高年社員インタビュー


座談会に関する企画・ネタ
社員同士の対談を紹介します。複数人の社員を一度にフォーカスできる点や、個人インタビューでは生まれない話題やユーモアが出てくる点で優れています。また、個人ではインタビューを受けるのには少し抵抗があるけれども、複数人なら大丈夫という社員さんも多いでしょう。
(17)部長対談
(18)新卒社員対談
(19)中途社員対談
(20)若手社員対談
(21)中高年社員対談
(22)同期対談
(23)ママさん社員対談
(24)パパさん社員対談
流行・時事に関する企画・ネタ
新型コロナウイルス禍における社内報ネタは、昨今ならではの企画です。一社員として知っておいて欲しい知識や新型コロナウイルスへの対応策など、社内ルールの周知の場としてもこの企画は活用可能です。
(25)新型コロナウイルスの特徴
(26)感染しやすいところ
(27)各部署のコロナ対策紹介
(28)リモートワークTips
(29)自宅オフィス紹介
(30)おうち時間の過ごし方
(31)おすすめマスクの紹介
(32)コロナ禍都内の近くのおすすめスポット
研修・ルールに関する企画・ネタ
社内報では、簡単な研修やルールの周知も行うことができます。簡単な研修に加えて、ルールとして厳格に守ってもらうとまではいかない簡単なルールやエチケットを共有することが可能です。
(33)プライバシー研修
(34)メール研修
(35)電話研修
(36)カフェテリアのルール
(37)ゴミ捨て場のルール
(38)トイレ利用上の注意点
季節ごとの企画・ネタ
季節はそれぞれに特色のある風習やイベントがあります。季節に合った風習や食、イベント企画などは、毎年用いることができる便利なネタです。
会社や部署によっては、毎年恒例となっているイベント企画があることもあるので、過去を参照してチェックしておきましょう。
春(3, 4, 5月)
春は新たな社員が加わる季節です。内定式や新入社員紹介は欠かせないでしょう。また、お花見は春の季節を代表するイベント企画となります。
(39)新入社員紹介・内定式
(40)入社式
(41)エイプリルフール
(42)新生活
(43)花見
(44)イースター
(45)GWの過ごし方
(46)子供の日
(47)鯉のぼり
(48)母の日
(49)各月業績報告
(50)下期振り返り
(51)中途社員紹介
夏(6, 7, 8月)
夏はイベントが盛り沢山の季節です。特に人気なのは、社員同士の交流が期待できるバーベキューや花火大会です。社内イベントとして多くの会社が実施しています。
(52)梅雨の過ごし方
(53)バーベキュー
(54)海水浴
(55)花火大会
(56)七夕
(57)夏休みの過ごし方
(58)山上り
(59)旅行
(60)フェス
(61)お祭り
(62)お盆
(63)キャンプ
(64)肝試し
秋(9, 10, 11月)
秋はなんといってもハロウィーンが人気のイベントでしょう。また、アクティブな会社であれば、運動会を実施するのも良いかもしれません。
(65)ハロウィーン
(66)運動会
(67)紅葉
(68)お月見
(69)七五三
(70)ボジョレーヌーボー
(71)オクトーバーフェス
(72)上期振り返り
冬(12, 1, 2月)
冬は目玉イベントがたくさんあります。クリスマスに忘年会、新年会、バレンタインデーや節分などです。日本ならではの四季を味わい、従業員が満足して勤務するためにも、季節柄のイベントを行いましょう。
(73)クリスマス
(74)忘年会
(75)年末年始
(76)初詣
(77)バレンタインデー
(78)お年玉
(79)雪
(80)節分
会社施設に関する企画・ネタ
会社施設紹介を行います。新しく入社された方やまだあまり会社の施設を使えていない方向けに嬉しいネタになります。そのため年度の初めのタイミングに用いるのが良いでしょう。
(81)カフェテリア紹介
(82)運動施設紹介
(83)仮眠室紹介
(84)カフェテリアの新メニュー
(85)寮の紹介
(86)社宅の紹介
アンケート・統計に関する企画・ネタ
アンケート・統計の実施は、多くの社員の意見や実情を知ることができて興味深いものです。
(87)やりがいを感じる瞬間アンケート
(88)こうなったらいいな。未来の会社要望アンケート
(89)社員の通勤時間統計
プライベートイベントに関する企画・ネタ
プライベートイベントでは、普段とは異なる社員の様子を知ることができます。新たな社員の参加を促す機会にもなるでしょう。
(90)フットサル部活動
(91)料理部活動
(92)釣り好き社員の休日
(93)ゴルフ好き社員の休日
(94)温泉好き社員の休日
近くのおすすめのお店に関する企画・ネタ
会社近くのおすすめのお店を共有することも社内報ならではです。
(95)会社近くのおすすめランチ
(96)会社近くのおすすめディナー
(97)会社近くのおすすめ飲み屋
(98)会社近くの接待におすすめなお店
結婚・出産祝いに関する企画・ネタ
結婚や出産はおめでたく、幸せなものです。社内報でその幸せを共有できます。
(99)結婚報告
(100)出産報告
自社にあった社内報の企画・ネタの選び方|ポイント5つ

これまで社内報のネタ(企画)を紹介しましたが、社内報作成時には数あるネタの中から選択する必要があります。
ここではその策定のポイントとして5つご紹介します。
⑴社内報の目的を明確する
1点目として、まず社内報を作成する目的を明確にしましょう。時期や会社の状態によって社内報の目的は多少なりとも異なります。その時の社内報に何を期待するのか、その目的を明確にすることで、その社内報の向かうべき道筋が認識できるようになります。
⑵目的に優先順位をつける
2点目として、社内報の目的に優先順位をつけましょう。社内報作成の目的はその時の状況によって異なり、多種多様で複数あることも多いです。
社内コミュニケーションを促進させたいのか、成果により貪欲になってもらいたいのか、マナー向上を行いたいのかなど、複数ある目的に優先順位をつけましょう。
⑶ターゲットを明確にする
3点目として、ターゲットを明確にしましょう。ターゲットを決めることで、読み手をイメージすることができ、曖昧な社内報の作成を避け、目的に沿った社内報を作成することができます。
⑷まずはネタをできるだけ多く書き出し、後に選別する
4点目として、まずはネタをできるだけ多く書き出しましょう。ネタの候補が適切かを吟味しながら考えると、なかなかネタは出てこないものです。複数人でネタを出し合う場合は、否定されることを恐れてしまい、斬新なネタを出す機会を減らしてしまうこともあります。
ネタを出すフェーズと選別するフェーズの2つを設け、できるだけ多くのネタを出し切った後に、適切なネタを選別しましょう。
⑸改善を行う
5点目として、改善を行いましょう。それぞれの社内報では目的に沿ってネタ(企画)を選択します。
そのネタの選択が効果をもたらしたのかを、社員の読了に関するデータを把握できるweb社内報ツールを用いることで把握したり、目的に効果をもたらせているかを数値で管理することで、目的に合うネタを選択できるよう随時改善を試みましょう。

社内報の企画・ネタの探し方|社内報のネタ不足に困らなくなるには?

上記で社内報ネタを100個紹介しましたが、自社に合う適切なテーマがあまりない場合もあるでしょう。
ここではそんな時のために、社内報のネタの探し方をご紹介します。
⑴ネット記事を参考にする
1点目として挙げられるのが、ネットに上がっている社内報関連記事を参考にすることです。この記事もネット記事の一つです。ネット記事には社内報のネタを紹介している記事があるので他の記事も参考にしてみましょう。
会社によっては、オープン社内報と称して社内報を公開している企業もあります。それらの会社が扱っているネタを真似してみても良いでしょう。
他にも、普段目に入るニュースから得られる情報の中から、社内に共有できそうなもの・社内報の目的達成に貢献しそうなものがあれば、共有してみると良いかもしれません。
⑵自社の過去の社内報を参考にする
2点目として挙げられるのが、自社の過去の社内報を参考にすることです。他社の社内報を参考にすることはできませんが、自社の社内報なら参考可能です。過去にどんなネタ(企画)を行っているのか参照してみましょう。
もしかすると、今では無くなってしまった社内制度や、現マネージャー社員の新卒時代のインタビューなど、社員にうけそうなネタがあるかもしれません。
⑶社内・外での流行を取り入れる
社内外で流行っている事柄をネタとすることもおすすめです。
社外での流行においては、オリンピックやワールドカップなど誰もが耳にする事柄を共有することで、社内コミュニケーションは活性化するでしょう。
社内から得られる情報としては、結婚や入社、目標達成など個人的なニュースや、オフィスで起こったハプニングなどが挙げられます。これら会社独自の情報は、組織の一体感を高めることにつながるでしょう。
ネタが浮かびやすい社内報ツール ourly
ourlyは、組織改善に特化した全く新しいweb社内報サービスです。
web知識が一切不要で、誰でも簡単に投稿できるだけでなく、他のweb社内報よりも豊富な分析機能が特徴的です。
またourlyは、web社内報としてだけでなく組織課題を可視化するツールとして活用できることが魅力的なツールとなっています。
ourlyの特徴
- SNSのように気軽にコメントできる仕様で、社内のコミュニケーション活性化を実現
- web知識が一切不要で簡単に投稿できる
- 豊富な支援体制で社内報の運用工数を削減できる
- 分析機能に特化しており、属性・グループごとにメッセージの浸透度がわかる
- 組織課題や情報発信後の改善度合いを可視化することができる
「従業員にメッセージが伝わっているかわからない」や「web社内報を活用して組織改善したい」という方におすすめのweb社内報ツールです。
社内報は企画・ネタ次第
本記事では、社内報のネタ(企画)に関して網羅的に解説いたしました。
社内報には、web・紙社内報の2種類があり、それぞれに特徴があること、
また、社内報の目的・役割として、
⑴社内情報の共有
⑵社内コミュニケーションの促進
⑶人材のリテンション
⑷成果の向上
の4点が存在することを述べました。
そして社内報のネタ(企画)として100個紹介し、
ネタの探し方として
⑴自分で考える
⑵ネット記事を参考にする
⑶自社の過去の社内報を参考にする
の3点を紹介し、
また、社内報のネタ(企画)策定のポイントとして、
⑴社内報の目的を明確にする
⑵目的に優先順位をつける
⑶ターゲットを明確にする
⑷まずはネタをできるだけ多く書き出し、後に選別する
⑸改善を行う
の5点を紹介しました。
社内報のネタ(企画)は無限にあります。
その中から目的に合う、また自社に合うネタを選択し、社員の読了に関するデータを把握できるweb社内報ツールを用いたりすることで、手段としての社内報と掲げる目的とを数値で管理し、社内報を曖昧に運用するのではなく、目的を達成するための効果的な施策として活用することができます。
本記事が少しでも皆様の役に立てば幸いです。