Web社内報とは?価格帯やメリット・作り方・導入事例・成功のポイント

社内広報の1つとして”社内報”があります。その中でもWeb社内報を導入している企業が、昨今増えてきました。

しかし実際に利用するとなると、Web社内報の特性やサービスの価格帯は気になるところですよね。本記事ではweb社内報に特化して、気になるポイントを解説をしています。
自社の経営管理や人事にお役立てください。

社内報全般について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:社内報とは?効果と一からの作り方、webと紙比較、企画ネタ34選!

Web社内報とは

Web社内報とは、社内広報の一環として行われる施策の1つです。

昨今は紙の社内報に加えて、Web社内報を導入している企業が増えてきました。Web社内報には、簡単に素早く発信できるなどの特徴があります。これによりコンテンツの種類が増えて、イベントの告知なども社内報を通して行えるようになりました。

注目される背景

日本では終身雇用制の崩壊や少子化から、人材の流動化が進んでいます。
新型コロナの流行で、キャリア観の変化も起こり、”企業に依存せず自律的なキャリア形成”をしていこうという人が増加しました。

(BIZREACH, 新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに、約6割がキャリア観に変化 うち9割以上が「企業に依存しないキャリア形成が必要」と回答<https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2020/0430.html>, 2020年10月閲覧)

こうした背景の下、従業員エンゲージメントへの関心は高まり、エンゲージメントに関わるツールとして「Web社内報」への注目が集まっています。

また、IoT・AIの台頭が発展し、Web上でのデータ収集・分析がさらに一般化しています。Web社内報にできることが大幅に広がっているのです。その他、Web社内報の多様なメリットについては、後述していますのでそちらをご覧ください。

近年話題の、人材の流動化、従業員エンゲージメントについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:人材流出が多いのはなぜ?リスクや原因、対策、海外企業への流出の現状と対策

関連記事:従業員エンゲージメントを高める方法は?日本の現状・効果・高い企業の事例を紹介

Web社内報 価格帯

Web社内報を運用する際にはサービスを利用してみてはいかがでしょうか。主に月額制で社員人数により費用が異なります。

平均的には月額5万円前後です。その他、初期費用10万円以上がかかります。

各サービスにより特徴的な機能があるため、ぜひ本記事下部のサービス紹介より、webページをご覧ください。

Web社内報のメリット

Web社内報ならではのメリットとして、5つ解説します。

データ分析

Web社内報では、閲覧に関するさまざまなデータを収集できます。例えば以下のようなデータです。

  • 閲覧数
  • 閲覧時間
  • 閲覧した社員
  • 人気コンテンツ
  • 部署ごとの閲覧数

これらデータによって、社内報の効果測定やその改善に役立てられます。

速報性

Web社内報では、コンテンツ決定後に、素早く記事を発行できます。この速報性というメリットによって、紙社内報には載せづらかったコンテンツを提供できるのです。

例えば、会社制度の変更点や新製品やサービス情報、社員教育などが挙げられます。これらの情報には速報性が求められますよね。

情報技術が発達している現代だからこそ、臨機応変に対応できるWebツールを活用しましょう。

大人数と容易に共有可能

紙社内報とは異なり、配布にかかる時間的なコストも、運送コストもかかりません。さらにメーリングリストを活用すれば、自由に一斉送信ができます。

インターネットを用いた様々な連携が可能

インターネット上で管理・運用されているさまざまな情報との連携ができます。具体的には、社内SNSWebページへのリンク動画の挿入が可能です。

閲覧する社員としては紙以上に充実したコンテンツを楽しめるでしょう。

閲覧の容易さ

いつでも、どこでも、社内報を持ち歩かなくても読むことができます。
例えば通勤・帰宅の時、1人で気軽に読無ことができます。

発信側としては、閲覧数を増やすことができるでしょう。

Web社内報の実践方法

ずばりWeb社内報の実践には、Web社内報サービスの利用をおすすめします。

既存のサービスには、データ分析テンプレートなどのツールが備わっています。特にデータ分析の機能は、Webならではのものです。よって、上述した多くのメリットを享受できるため活用して損はありません。

おすすめサービスを、次の章で紹介しています。導入の際には参考にしてみてください。

自社で作成する場合には、記事作成やテンプレートの作成を行い、SNSやイントラネットを用いて社内に配信しましょう。閲覧者情報などを設定できるとより良いと思います。

Web社内報サービス9選

Web社内報の作成と運用に有効なサービスを9つ紹介します。気になるサービスがございましたら、添付したリンクからご覧ください。

ourly(アワリー)

公式HPはこちら

株式会社ビットエーが提供する組織課題を可視化するWeb社内報『ourly(アワリー)』です。

ourlyでは、記事分析ユーザー分析企業横断分析が可能です。これらの分析は、閲覧・読了率の計測システムや、社員の属性ごとの分析システムなどが可能にしています。

まさに組織改善に効く社内報サービスでしょう。

solanowa

公式HPはこちら

solanowaは社内報クラウドを提供しています。
いいね機能やカレンダー機能など便利な機能が揃っています。

TUNAG

公式HPはこちら

TUNAGは、速報性や双方向のコミュニケーションが特徴的なサービスです。
コメントや投稿から社員の様子をわかりやすく認知することができます。

ザ社内報

公式HPはこちら

ザ社内報は、CMS「Clipkit」のWEB社内報に特化したサービスです。
誰でも簡単にWeb社内報を作ることができます。

RECOG

公式HPはこちら

RECOGは、さまざまな組織の課題を、“ホメる”コミュニケーションを仕組み化することで解決する「チームワークアプリ」です。

社内報アプリ

公式HPはこちら

社内報アプリは、現場に届く、「伝えたい」が叶うサービスです。

Zero

公式HPはこちら

手軽で確実な情報発信を実現するサービスです。

DreamArts

公式HPはこちら

企業に変革をもたらし、組織の未来を協創するサービスです。

TSUTAERU

公式HPこちら

最適な情報を最適なタイミングで共有できる機能が使いやすいサービスです。

Web社内報を導入する他社事例

実際にWeb社内報を導入している企業事例を参考に、導入と運用によって得られる効果を解説します。

ディップ株式会社

人材サービス事業として、バイトルなどを運営するディップ株式会社は、Web社内報サービスTUNAGを導入しています。

1000人以上の会社規模でありながら、社員の7割以上が閲覧しているようです。このように、会社の規模が大きくなろうとも、データをとって閲覧履歴を確認できることがWeb社内報の強みの1つだと言えます。

コナカ

スーツ販売店のコナカでは、RECOGを導入しています。

店舗マネージメントに課題を感じていた各店舗は、Web社内報サービスで、インナーコミュニケーションに刺激を与えました。それにより従業員同士の関係を改善し、売り上げアップを実現しています。

コナカではWeb社内報導入前までは、サンクスカードなどの紙の媒体を利用していました。しかし、オペレーションコストの観点から運用が難しく、断念した背景があるようです。

オカモトグループ

生活応援企業として、多業種で全国規模に展開するオカモトグループでは、solanowaを導入しています。

オカモトグループは全国に店舗展開していますが、Web社内報であるため、配送コストなどがかかりません。また、いいね機能などで双方向のコミュニケーションを可能にしており、確実な理念浸透を実現しているようです。

ジャルパック

世界中の旅行商品を販売するジャルパックでは、社内報アプリを導入しました。

ジャルパックのWeb社内報導入の目的は、組織改善の案を出し合える環境を作ることでした。さまざまな機能を社内報に付与できるWebの強みを生かし、アクティブユーザーを増やしつつ、社内報でアイデアを回収するなどの、自社にあった運用に成功しています。

Y!mobile

日本全国850店舗を展開するY!mobile(ワイモバイル)は、社内報クラウドサービスTSUTAERUを導入しました。

Web社内報とは若干違った特徴を持つTSUTAERUですが、情報の整理と管理、そして発信に長けています。各店舗からの情報発信を効率化し、来店顧客数の向上に繋げました。

Web社内報 成功のポイント

Web社内報のメリットや導入事例から見えてきた、成功のポイントを3点解説します。

目的をしっかり定める

これは社内広報全般に共通することですが、目的を意識した設計を行うことが大切です。例えば、従業員のモチベーションアップが目的なら、それに有効だと思われるコンテンツは何か探しましょう。他にもインナーコミュニケーションの促進の場合には、部署紹介のコンテンツなどが挙げられます。

また、実際に社内報を設計する際には、情報収集コンテンツの編集といった作業が必要です。一連の設計で常に、目的に沿った行動をとるようにしましょう。そうすることで、社内報運用の効果が出やすくなるでしょう。

インナーコミュニケーションについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

関連記事:インナーコミュニケーションとは?効果や種類、他社事例、導入ポイントと対策

データを用いて成果を見る

Web社内報のメリットを生かし、データの収集を行いましょう。得られるデータの種類は2章「Web社内報のメリット」に記載されています。具体的には閲覧率などです。

データが可視化されたら、それらを元にした社内報の改善や、その他の社内向け施策を行いましょう。その他の施策としては、タレントマネジメントなどが挙げられます。他記事でも紹介されているので参考にしてみてください。

関連記事:タレントマネジメントとは?メリットや導入ステップ、中小、大企業導入事例、他社システムを解説!

改善を行う

継続的な改善を行っていくことで、閲覧者や閲覧時間を増やし、Web社内報のメリットをより多く得られます。継続的な社内報の発行と、コンテンツの改善を行い、目的を達成しましょう。

Web社内報のコンテンツネタ集

社内報を発行する上で、コンテンツは必須です。しかし発行を続けていけば、やがてネタ切れになってしまうこともあるでしょう。

下の関連記事では企画ネタを30個以上紹介しています。企画にお役立てください。

関連記事:社内報とは?効果と一からの作り方、webと紙比較、企画ネタ34選!

Web社内報はデジタル時代のツール

インターネットが普及し、経営に欠かせないものになった現代でこそ、Web版の社内報が有効になっています。さらにリモートワークの推進や、従業員エンゲージメントへの注目の高まりは、Web社内報の有効性を高めていくでしょう。

その裏付けとして、Web社内報には以下のようなメリットがあります。

  • データ分析
  • 速報性
  • 大人数と容易に共有可能
  • インターネットを用いた様々な連携が可能
  • 閲覧の容易さ

こうしたメリットを最大限に享受するために、ourlyなどの既存サービスを使うことも有効な手段です。

Web社内報を駆使し、時代にあった経営を行ってみてはいかがでしょうか。