社内SNS導入で失敗する原因と対策|成功のポイント・おすすめサービス5選

  • 2021-02-09
  • 2021-06-28
  • Tips

インターネットの発展や、リモートワークの増加により社内SNSの需要は高まっています。多くの企業が社内SNSを活用し、または今後の導入を検討しているでしょう。

しかし、社内SNS上でのコミュニケーションや、他ツールとの差別化などに課題を持つ企業は少なくありません。

この記事では、社内SNSの導入に失敗する原因や対策、成功するためのポイントを解説し、社内SNSにおすすめのサービス5選を紹介します。

社内SNS導入が失敗する原因とその対策をしっかり理解して、自社のインナーコミュニケーションに役立てていただければと思います。

社内SNSのメリットやデメリットなどに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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目次

社内SNSの導入目的

近年、働き方の多様化や新型コロナウイルスの流行によって、オンラインでのコミュニケーションが増加しています。オンライン化に伴い、新たな社内SNSツールなどの社内コミュニケーションツールの重要度は高まっています。

社内SNSの代表的なツールとしてはSlackやチャットワークなどがありますが、導入する企業はどのような効果を期待し、社内SNSツールを導入しているのでしょうか。

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コミュニケーションの円滑化

社内SNSは、メールや電話といった従来のコミュニケーションツールよりも、気軽に簡単にコミュニケーションを取ることができます。

職場においても社内SNSがあることにより、コミュニケーションハードルを下げ、インナーコミュニケーション活性化に役立つことが期待されます。

インナーコミュニケーションの活性化は、従業員エンゲージメントの向上にもつながるため、非常に重要な目的です。

インナーコミュニケーションとは?社員のモチベーションを高める施策と効果・成功事例・課題と対策

スピーディーな情報共有

働き方改革や新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが増加しています。その結果、社員同士の対面でのコミュニケーション機会が減少傾向であり、情報共有に苦労する企業も少なくないでしょう。

その中で、社内SNSの導入は、オンラインでのコミュニケーションを活性化させることができ、スピーディーな情報共有につながります

社内SNS導入で失敗する原因

社内SNSを導入する企業が増加する一方で、コミュニケーションの円滑化やスピーディーな情報共有といった、期待した効果を得られなかった企業は少なくないでしょう。

社内SNS導入の失敗について、どのような原因が考えられるでしょうか。以下で解説していきます。

(1)社内に投稿しづらい雰囲気がある

社内SNS導入の失敗原因として、投稿しづらい雰囲気になっていることが挙げられます。

管理職やマネージャーなどのレイヤーの高い人や一部の社員だけが盛り上がっていることや、逆に会話が全くされていない場合など、投稿しづらい原因はさまざまです。

誰もが気軽に投稿できることが、本来の社内SNSの魅力といえます。

(2)社内SNSの導入目的が不明確

社内SNSの導入目的が不明瞭であることも、導入失敗を招く恐れがあります。

注目度が高いからなんとなく社内SNSを導入する場合、社内SNSを導入することそれ自体が目的になっている場合など、導入目的が不明瞭である場合には、利用者に浸透しないことにつながるでしょう。

目的によっては、社内SNSよりも社内報や社内ポータルなどといった類似ツールを用いた方が組織活性化に繋がる可能性があります。

(3)プライベートな投稿が中心になる

社内SNSであるのに関わらず、プライベートな投稿ばかりになってしまうことも、導入失敗の原因になり得ます。

導入目的がプライベートの情報共有であれば問題はありませんが、社内SNSの本来の目的は、業務に必要な情報を円滑に共有することでしょう。

そのため、プライベートな投稿ばかりになってしまうと、見る人を限定してしまう恐れがあります。社内SNSを見ない人が増加してしまうと、重要な情報が全体に浸透しないことにもつながります。

(4)他のコミュニケーションツールとの使い分けができていない

社内SNSと他のコミュニケーションツールとの使い分けができていないことも、導入失敗の原因のひとつです。

職場でのコミュニケーションツールは、社内SNSに限らずメールや電話、テレビ会議など多岐にわたります。

コミュニケーションツールの明確な使い分けができていない場合には、情報があちこちに分散され混乱につながります。そのため、結果として浸透するツールもあれば、反対に浸透されないツールもでてきてしまうでしょう。

(5)利用者が限定されている

社内SNSの利用者が限定されてしまうこと、または利用者を限定しすぎることも、導入を失敗する原因のひとつです。

SNSの魅力は多くの人が簡単にコミュニケーションを取れることです。社内SNSも同様であり、導入の際に利用者を限定しすぎてしまうこと、あるいは導入後に利用者が減少してしまうことは、社内SNSの効果を発揮できないことにつながります。

(6)従業員がストレスを感じてしまう

組織活性化を目的に社内SNSを導入しても、従業員にとってそれがストレスになってしまうとはかえって逆効果です。

従業員に強制的に社内SNSで何か投稿させたり、強制ではなくとも、
「自分も投稿しないといけないのかな・・」
など、半強制になってしまっても、社内SNSが失敗してしまいます。

成功するポイントについては次章で解説します。

社内SNS導入を成功させるポイント

社内SNS導入に失敗する原因について解説しました。

では、社内SNS導入を成功させるためには、どのようなポイントを意識する必要があるのでしょうか。紹介した原因6つに対応したポイントをそれぞれ解説します。

(1)利用目的を明確にする

まず、社内SNS導入の目的を明確にすることが重要です。

  • コミュニケーションの円滑化
  • スピーディーな情報共有

など、導入目的を明確にすることにより、その目的に合った社内SNSツールを選定することができます。

(2)利用シーン・活用シーンを具体的にする

利用目的のみならず、利用シーンや活用シーンを予め具体的に想定することも大切です。

導入以前に利用・活用方針を具体化することにより、運用時に何か問題が発生した場合にも、想定した利用・活用シーンに沿った柔軟な対応をすることができるでしょう。

(3)他ツールとのすみわけを明確にする

すでに他の社内SNSなどが導入されている場合、導入予定の社内SNSとの使い分けをハッキリしておくことが重要です。

既存の他ツールで導入予定の社内SNSの機能や利用目的を補えてしまえば、新たに社内SNSを導入する必要は無いかもしれません。

(4)トライアル期間を設ける

多くの社内SNSなどのツールは、無料トライアル期間などが設けられています。

そのため、トライアル期間を利用し、その社内SNSが導入目的を果たせるかどうか試すことも、導入成功につながるでしょう。

トライアル期間で実際の従業員の様子を伺うことで、社内SNS導入後のイメージがつきやすくなります。

(5)全社員を対象にしたオンボーディングを行う

利用する全社員を対象にオンボーディングをすることも効果的です。

オンボーディングは時間と負担を要しますが、社員の社内SNSに対する利用目的や方針の理解が進み、社内SNSの浸透につながります。

最低限のルールを決めておく

オンボーディングを実施する際には、最低限のルールを決めておきましょう。

極端に硬い投稿ばかりになってしまったり、逆にプライベート化してしまうことは、社内SNS導入失敗の典型例です。

しかし、一定のルールがあることにより、導入目的に沿わない浸透を防ぐことができます。

サクラを数名用意しておく

オンボーディングをする際や導入してすぐの時期は、投稿することをためらう社員は少なくないでしょう。

ですが、社内SNS上のコミュニケーションが活性化されれば、投稿やコメントをするハードルを下げることができます。

そのため、最初のうちはサクラを数名用意し、投稿に対する反応・コメントなどを活性化させることも大切です。

気軽に発信できる雰囲気・空気を作る

社内SNSが失敗する原因として、従業員がストレスを感じてしまうということを紹介しました。

そういった状況を生まないためにも、積極的に役員や上司などのマネージャー職の方から、共有しやすい内容を発信をしましょう

また、若手従業員が何か発信した際には、積極的にいいねやコメントなどで反応をしてあげましょう。

社内SNSをより活性化させる方法

社内SNSがなかなか盛り上がらないことに苦しむ企業は少なくないでしょう。

では社内SNSを盛り上げるために、どのような工夫をすることができるでしょうか。以下で説明していきます。

情報共有の際は投稿者の意見を記載する

社内SNS上で何か情報を共有する際、投稿者は自身の意見や共有した理由を記載することが効果的です。

有益な情報をいち早く共有したいがために、リンクのみを投稿しても、閲覧者からの反応が起こりにくいでしょう。

そのため、情報共有時に投稿者自身のコメントがあることにより、その後の議論の活性化につながります。

社内SNSのプロフィールを充実させておく

社内SNS導入の際に、しっかりとプロフィール欄を記載しておくことも重要です。

社内SNSが狭い領域で利用される場合には、利用者は互いに面識があるかもしれません。しかし、広い範囲で社内SNSを利用する場合には、投稿者の事を知らない可能性もあります。

そのため、プロフィール欄を充実させることによって、誰もが投稿者の人物像を知ることができ、投稿された内容への理解も深まるでしょう。

目標・KPIに対する取り組みや進捗を社員の行動に紐づけて投稿する

社内SNS上で目標やKPIの進捗を共有する企業も多いでしょう。

多くの人に簡単に共有できる点で優れていますが、数値だけを共有すると読みづらく、また興味を示す人が限られてしまうかもしれません。

そのため、数値と共に目標・KPIに対して寄与した社員について投稿するなど、社員の興味を引く内容を紐づけることも効果的です。

投稿の時間帯と内容を意識する

時間帯によって、投稿内容を分けることも重要です。

勤務中や出勤中あるいは勤務後など、時間帯によって社員の求める情報は異なるでしょう。プライベートの時間に重い内容を投稿しても、興味を示す社員は少ないかもしれません。

そのため、時間帯を意識した投稿を心がけることにより、社内SNSを盛り上げることにつながります。

投稿者は太字や色付けなどを駆使して読みやすい投稿を心がける

投稿者は、太字や色付けなど各社内SNSツールの機能を利用し、読みやすさを意識することが大切です。

長い文章や硬い内容の文章であると、閲覧者の興味を引くことが難しくなります。多くの人の興味を引くためにも、太字や文字色の変更などをし、読みやすい投稿になるようにしましょう。

社内SNS・社内コミュニケーションサービス5選

ビジネスチャットツールなら「Slack」

slackは世界で大人気のビジネスチャットツールです。

150ヶ国以上の国に利用されており、日間アクティブユーザー数は1200万以上を誇ります。

slack最大の強みは、外部サービスとの連携機能です。

そのため、単なるビジネスチャットツールではなく、業務の効率化のツールとして活用できる点が世界で支持されている理由です。

Slackには有償プランもありますが、無料のフリープランでも基本機能はすべて使用できます。 

<特徴>

  • 世界で人気NO.1のチャットツール
  • 豊富な外部とのサービス連携ができる
  • さまざまなファイルを簡単に共有できる
  • 無料でも十分に使える

HP:https://slack.com/intl/ja-jp/

社内版Facebookなら「Workplace」

WorkplaceはFacebook社が展開している社内SNSです。

一言で言えば、「社内版Facebook」といった感じで、馴染みのある使いやすいことが大きな特徴と言えます。

Workplaceにはいくつか料金プランがありますが、無料プランでも基本機能を備えており、無料プランで十分という企業も多いでしょう。

<特徴>

  • 社内版facebook
  • 馴染みがあるので使いやすい
  • モバイルアプリがある
  • 無料でも十分に使える

HP: https://www.workplace.com/

社内版Twitterなら「Yammer」

YammerはMicrosoft社が展開する社内SNSです。

一言で言えば、「社内版twitter」といった感じです。

2017年1月1日には単独サービスとしての提供が終了し、Office365 Groupに統合されたことで、Office製品との連携が簡単にできるようになりました。

YammerはOffice365のプランに含まれているので、Office365を導入している企業であれば実質無料で利用できます。

逆に言えば、Office365を導入していなければ、利用できないということになります。

<特徴>

  • 社内版twitter
  • Office製品との連携が可能
  • マルチデバイス対応
  • office365を導入していれば、実質無料で利用できる

HP:https://products.office.com/ja-jp/yammer/

Beat Shuffle

Beat Shuffleは国内シェアNO.1を誇る社内SNSです。

ビジネスチャットに加え、スケジュール機能や情報共有できるQ&A機能、会社の情報を百科事典のように集約できるWiki機能など、あらゆるシーンで活用できます。

<特徴>

  • 国内No.1シェアの社内SNS
  • Q&A機能、スケジュール機能など豊富な機能
  • 導入前後の充実したサポート

HP:https://www.beat.co.jp/

組織課題を可視化させる社内コミュニケーションサービスなら「ourly」

ourlyは株式会社ビットエーが提供する、全く新しい社内コミュニケーションサービスです。

web知識が一切不要で、社内SNS感覚で誰でも簡単に投稿できるだけでなく、従業員の皆さんの反応が一目でわかることや、どのweb社内報よりも豊富な分析機能が特徴的なコミュニケーションサービスです。

またourlyは、web社内報としてだけでなく組織課題を可視化するツールとして使えることが魅力的なツールとなっています。

「ourly」サービスページはこちら

社内SNSを有効に活用する

社内SNSを導入する企業は、急速に増加しています。しかしその反面、社内SNSの導入や浸透に苦しむ企業も少なくないでしょう。

リモートワークの増加など、社内SNS上でのコミュニケーションの必要性は、年々高まっています。

多くの利用者に浸透させるためにも、入念な準備をして導入しましょう。