MENU

コロナなんて関係ない!オフィス拡大でカルチャー浸透が加速した話

URLをコピーする
URLをコピーしました!

新型コロナウイルスが流行する中、オフィスのあり方が変わってきました。
リモートワークを導入したために、オフィスを縮小したりオフィスをなくしたりする企業が多い中、ラグザス・クリエイトはオフィスを拡大し、さらに週5回出社がベースとなっているそう。

今回は、ラグザス・クリエイトで人事広報マネージャーの新城さんにお話を聞いてきました。

インタビュイー:
新城加奈子
保育士から株式会社ラグザス・クリエイトに入社したのち、2020年に経営推進室人事広報マネジャーに就任。
業務内容は経営戦略に基いた、マーケティング、組織開発、広報、ブランディングなど多岐にわたる。

株式会社ラグザス・クリエイト:https://raxus-create.co.jp/

目次

ラグザス・クリエイトといえば挑戦。挑戦といえばラグザス・クリエイト。

ーー御社が組織開発やカルチャー醸成において最も大事にしていることはなんでしょうか?

一番大事にしているのは、カルチャーを具現化し、仕組み化することです。

弊社は、「今ここにない未来を創り出す」をミッションに掲げており、メイン事業では「リユース自動車×ネット」という業界では少しユニークなポジションをとっています。

今までにないビジネスモデルや事業で業界構造に改革を起こしていく。これが私たちの目指していることです。

一言で言うと、「挑戦」が弊社のカルチャーなんです。

ただ、それを代表の言葉だけで発信していても、浸透していきません。
ですので、「挑戦を頑張っているメンバーには新しいポジションに抜擢していく」ということを仕組みとして確立しています。

実際に、3年前にマネージャーで入社した人が、取締役に就任したりもしていますし、今後も子会社化していく際の役員も社内から抜擢していくことも検討しています。

人事考課が年に4回あるので、そこで会社の考えを伝えることはもちろん、評価・抜擢のサイクルが早くなるようにしています。


ーー「挑戦」がカルチャーというのはカッコいいですね。御社にとって挑戦とは何ですか?

まだ世にないサービスを作っていくことでしょうか。
市場規模と差別化ポイントを重要視しながら、ポジションニングで他社と絶対にぶらないサービスを構築することで、社会にインパクトを起こしていくことを目指しています。

ですので、評価においても、仮に失敗したとしても誰もやったことがない取り組みなどには多大な評価がなされます。

最近では、面接で来る人も第一声は「挑戦したい」という人が増えてくるなど社内外ともに浸透してきているなというのは強く感じています。

コロナなんて関係ない!コロナ禍でスタートしたオフィス拡大計画

ーーそんな御社ですが、コロナ禍においてオフィス移転、そして拡大されています。
縮小する企業もいる中でどうしてオフィス移転に踏み切ったのでしょうか?

弊社の場合、むしろコロナ禍になってからオフィス移転の計画を立て始めました(笑)

初めて緊急事態宣言が発令されたとき、弊社も多分に漏れずリモートワークを推進したのですが、PDCAのスピード感がなんとなく落ちている気がしたんです。オフィスがなくても別に業務は回りますし、業務の効率化はできるかもしれません。

しかし、チームで意見を出し合いより良い施策を考えたり、スピード感を落とさずPDCAを回すには難しいという声も多くあがりました。当社の場合、エンジニアやデザイナーも数字にコミットしているのでリアルタイムに温度感を持った会話ができる環境が大切だと改めて感じました。

リモートワークを実施したことで、改めてリアルの大切さを感じることができたんです。

そのためコロナ禍であっても、仕事のスピード感や温度感などを大切にするためにも、全社的に出社を第一優先するという方針を取ることにしました。
あとは一人で業務を行うよりも、全員で挑戦していくほうが楽しいですからね。

そんな中でも、オフィスを拡大した背景としては、ここ1、2年で事業拡大を加速させる計画があり、それに伴う人員の増加が1.5倍〜2倍ほど見込まれるからです。


ーーリモートワークのなかで、どうにかしてうまくやっていこうという考えはなかったのでしょうか?

どうしてもリモートワークでは、仕事の温度感や空気感は味わえないんですよね。
リモートワークで仕事の効率をあげることは可能かもしれませんが。

実際に、リモートワークの方がいいというメンバーは1人もいませんでした。
メンバー全員が疎外感やただ仕事をしているだけという感覚が強くなったと言い、弊社にとってリモートワークは相応しくないと結論づけました。

そのため、メンバーの家族事情や構成にもよりますが、基本的には全員週5回出社しています。

リモートワークが終わり、出社を再開して感じたことですが、やっぱりリモートワークじゃ組織風土の醸成も難しくなります。

毎日顔を合わせて、どこを目指してやっているのか?という目線や温度感を大切にしながらやっていくのがウチらしさかなと感じています。


オフィスのそこら中にカルチャーを散りばめた

ーーオフィス移転をするにあたって、こだわったポイントを教えてください。

まず、最初にエントランスには一番こだわりました。
写真中央に見える部屋は「future」という名前の会議室で、主に事業戦略会議とか取締役会など会社の方針を決めていくミーティングルームとなっています。

オフィスに訪れる人にも「近未来的」と言っていただけることが多く、ミッションの中にもある「未来」というワードが一つのポイントです。

次に特徴的なのが、会議室です。
・HAPPY
・DILIGENCE
・IDEA
など、弊社の価値観が部屋の名前になっています。

ちょっとしたミーティングをするときも「xx時に、HAPPYで!」みたいな感じに言うので、無意識的に会社の価値観が刷り込まれていく感覚があります。

最初は、少し抵抗感というか、恥ずかしい部分がありましたが、今では日常的な光景ですね。

コミュニケーション広場にもこだわっています。
高級リゾートをイメージして、この場所を用意しました。

業務外でもゆったり勉強ができたり、特にエンジニアなどが落ち着いて独学できるようにしてあげたいという思いが込められています。

と同時に、会社でのイベントもできるようになっています。
ここで寝ているメンバーもいますし、ゆっくり何かをしたい時はここにメンバーが集まりますね(笑)

他にも執務室に弊社のミッションが壁一面に書いてあるなど、オフィスのあらゆるところにラグザス・クリエイトのカルチャーが散りばめられています。

ーーオフィス移転でカルチャー浸透に何か変化は感じますでしょうか?

感じますね。
特にオンボーディングのときなどに感じますが、会社と個人が紐づいていくスピードが今までと全然違います。

カルチャーが散りばめられたオフィスにいるから当然といえば当然かもしれませんが、やはり無意識に入り込んでくるイメージですね。

オフィスの有効活用でカルチャー醸成を加速させたい

ーーこれからどのようなことに取り組んでいきたいでしょうか?

コミュニケーション広場をもっと有効活用していきたいですね。
考えていることとしては、セミナーや勉強会、社内イベントなどです。

出社はしているものの、コロナということもあり、大人数で集まって何かをするということはほとんどありません。

同じ場所に全員が集うことこそが一番温度感も感じることができますし、カルチャー醸成を加速させることもできます。

これからM&Aなどで会社も急成長していきますが、オフィスというリアルの場の大切さを忘れずに、ラグザス・クリエイトらしさを育んでいきたいと思います。

ourly Mag. メールマガジン

インナーコミュニケーションのノウハウや海外事例などを限定配信中!

詳しくはこちら


効果の見えづらい社内施策にお困りではありませんか?

ourly(アワリー)は、従業員の組織関心度を可視化できるweb社内報CMSです。
データを基に、理念や企業文化の浸透を着実に実現します。

ourly ボトムバナー

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Hiroki Sunagawaのアバター Hiroki Sunagawa ourly株式会社 セールスチームメンバー

ourly magazineのライティングとメンバーマネジメント担当。
アメフトを通じてチームプレイの重要さを学び、組織で一致団結してパフォーマンスを出すことに興味がある。
見た目ゴリラっぽいが、甘いスイーツと泣ける映画が好きな中身は乙女っぽい一面も。

目次
閉じる