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【マインドPJ#5開催】‘自分・組織の成果’とは‘コンサルタントとしての価値を高める最短ルート’

『本記事はweb社内報ourlyを用いて投稿された
株式会社リブ・コンサルティングの社内報記事を、一般向けに公開したものです』
他社のオープン社内報はこちらから:https://ourly.jp/category/open-shanaihou/


株式会社リブ・コンサルティング

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「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」をミッションに掲げ、
戦略・組織・オペレーションの領域すべてをカバーしながら、
成果にこだわったコンサルティングサービスをベンチャーから大手まで幅広く提供しています。

目次

香月さんのキャリアと「自分・組織の成果」

リブ・コンサルティングの中ではレアなタイ支社の支社長をしているので、経営者目線に立った時に「自分・組織の成果」がどのように必要になるかも含めてお伝えしたいと思います。

「自分・組織の成果」を伝えていくうえで、自身のバックグラウンドも関係しているため、最初は簡単にライフウェイクを共有していきます。幼少期から高校大学は全体的にパッとしない人生だったのですが、勉強をものすごく頑張った結果すごく成果が出て、努力をすると人生って変えられるんだなと気づいたのは自分にとって大きな出来事でした。

前職はコンサルファームで、2年程日本でコンサルをした後、韓国事業部に所属が変わり、10年間韓国で過ごした後、タイに来ました。韓国にいた時に気づいたのは、2009年にリーマンショックが起こった際に、韓国の超大手企業が毎週のように倒産していく様を見て、本当に会社ってつぶれるんだなということです。
また自分たち自身も、リーマンショックによってビジネス環境もガタガタになり、受注も3,4ヶ月の間0件になったタイミングがあって、自身の会社でも業績や成果を出し続けられないと会社ってほんとにつぶれるし、事業が存続することを含めて何とかしないといけないんだなと若いながらに感じていた時期がありました。一方でそんな中でも自分自身が、韓国企業だけじゃなく日本企業にもセールスをするようになって、そこから市場も作れたので、自分なりの貢献の仕方によってどんな形であっても組織に貢献することができるんだと気づきました。

2018年にタイ事業部に来て代表になりましたが、最初はすごく大変で、「日系案件を作れるよね」という期待があったものの、結果的に初受注まで1年半かかりました。
また、コロナもきて、半年間非常に厳しい事態になり、難しい判断を迫られることが多かったです。会社の存続をさせることや、みんなが楽しく働ける状態を何とかして作らないといけないなということを思いながら、何とかここまでやってこれたというのが43年のサマリです。

なぜ‘‘自分・組織の成果”が大事か?

それでは今回のマインド”自分・組織の成果”について話していければと思いますが、”自分・組織の成果”が大事な理由は大きく2つあると思っています。

1.経営者から信頼を獲得するために必須だから

①自身が成果に向き合わないと、クライアントに実践的なアドバイス・支援ができないから。

クライアントの経営者・管理者は、非常に大きな責任を持って経営を存続させ、成長させようと頑張っている中で、コンサルタントが「教科書通りのアドバイスをすることが、本当に価値あるアドバイスになるのか?」は常に気を付けないといけないことだと思っています。コンサルタント自身が、”自分・組織の成果”に「コミットして動いた上で」アドバイスをしていることと、”自分・組織の成果”に「こだわった経験がない中で」アドバイスをしていることとでは、温度感や質も全然違うと考えています。

また、本当に成果に向き合って、自身の会社で成果を出した上での発言なのかは、経営者から見透かされていると思うので、ここに向き合うことが結果的にクライアントへの価値を大きく高めると思っています。

②クライアントに推奨していることを自分が100%実践していないと、”口だけが達者で中身のないコンサルタント”になってしまうから。

クライアントに対してすごく良いことを言うけど、社内では実際に中身が伴っていないコンサルタントと実際に働いた事があります。ただの先生みたいなコンサルタントになっていくことや、そういったメンバーと一緒に働くことへの気持ち悪さを感じましたし、クライアントからも信頼されなくなっていくと思っています。だからこそ、自分自身が実践していることは大前提であるべきだと思っています。

2.リブのユニークネスを高めることになるから

①外資コンサルとの違い

リブの場合は入社1,2年目から企業組織の成果に対してコミットして動くという文化がある一方で、通常の外資コンサルは会社に対して何かをするというよりはただ分析業務をすることが多いなと感じています。若い時から成果に向き合っていることがリブの一つのユニークネスになっているし、今後更にリブが成長していくうえでの原動力になるのではないかと思っています。

②ベンチャーやSMBのショーケースになる

ベンチャーやSMBの場合はグロースすることを前提に動いている中で、リブ自身もベンチャーでありSMBなので、リブのグロースに対してコミットし、成長し続けることでショーケースになれるし、これが将来的にリブのユニークネスを高めると思っています。

タイ支社の責任者としての向き合い方

せっかくなので、自分がタイ支社の責任者としてどのように向き合っているかということをお伝えさせていただきます。

1.組織として成果を出し続けなければ、メンバーを不幸にしてしまう

①オーナー(本社)との約束があり、それを守らなければ撤退もありえる

②コロナ初期は受注がゼロになり、存続できるのかと問われた時にベストケースとワーストケースを毎週更新しながらトラッキングをしてきた

③タイオフィスで発生している全ての問題は自分の責任

この3つは常に意識をしています。ビジネス環境が悪くなったり仮に社員が問題を起こしたとなった時に、環境のせいにするのは簡単だけど、それだと何も改善しないので全ての問題は自分の責任だと捉えています。

2.中期視点・5つの成果視点で成果を考える

①佐藤(勇)さんに言われた”あなたは何メートル先を見て経営していますか?”

佐藤(勇)さんから言われたことで非常に印象に残っていることとして、「香月さんは車を運転してハンドルを握っているのに、障害物にぶつかった後に気づいているみたい。何メートル先を見て意思決定していますか?」と問われたことがあります。この経験から、「本当に前を向いているなら数メートル先(中期視点)を考えて自分は意思決定できているか?」ということを大事にしています。

②ソフトバンクの孫さんが言う”5重の構え”(権田さん談)

成果への向き合い方で、「どれだけ準備しているか」ということがコミットメントの大きさであり、何か目標達成しようと思った時に1つの施策だけではダメで、2つ3つ・・と5つの施策を用意できているか。1つで大丈夫だろうと考えていること自体が成果に対して真摯ではないということを念頭に置き、5重で考えることが成果に向き合う上で大事だと考えています。

③味の素タイ支社の社長が言っていた”今年の結果は運でしかない”

味の素のタイ支社の社長からのお言葉です。味の素は消費者向けに活動しているのでビジネス環境によってかなり業績が左右される中で、今年の結果は色んな要素が絡むので運でしかないと捉えているそうです。その中で、来年再来年に向けて準備をすることが経営者の仕事であるということを大事にしています。

④もし自分がいなくても、タイオフィスが成長・発展できる状態を目指す

自分の成果は「香月さんがいなくてもタイオフィスが回りますよ」と言われることだと思ってやっています。

社会人・LiB入社後の時の向き合い方

最後に社会人・LiB入社後の若い時から大切にしていることもお伝えさせて頂きます。

1.(不言実行ではなく)有言実行を狙う

目標とか明確にしない方が良いのではないか、と言う人も多いけど、有言実行し狙って成果を出すことで、成功確率も実行力も高まると思っています。

2.納期を守る(納期に遅れると0点)

どんなに内容が良くても、納期が遅れるということはクライアントや社内との約束を破ることでありその時点で0点だと考えています。納期を守ってさえいれば後は品質の勝負であるので、大前提として納期を守るということは徹底しています。

3.初打席初ヒットの原則

「何かチャンスがあった時に今回はダメでも次があるからいいでしょ」と言う人がいますが、ビジネスの世界においては初打席でヒットを打てなければ、次の打席は他の人に回るということを理解する必要があると思います。初ヒットを打つためにはホームランを打つ準備をしてこそヒットを打てることだと思いますので、改めて徹底した準備が大切です。

4.目標の見える化(机に張る、携帯のアラーム)

目標の優先順位が下がってしまうケースもあるので、目標を常に意識し続けられるように見える化しておくことで意識を保ち続けるように工夫しています。

5.”クライアントに言っていることを、自分が出来ているか?”を常に確認

最後に

自分・組織の成果の追求は、コンサルタントとしての価値を高める最短ルート

(次の打席を獲得し続けるためのチケット)

だと思っています。

コンサルタントが世の中に多くなっている中で、コンサルタントとしての価値の高め方は色々あると思いますが、市場価値の高いコンサルタントとは、クライアント成果を出すことは前提として、所属している組織の成長を高めていく人なのではないかと考えています。コンサルをやりながら”自分・組織の成果”に活かし、また”自分・組織の成果”をクライアントに活かすことで良い循環を生み出せるのではないかと思います。次の打席を獲得し続けるためには、きちんと成果を出さないと次のチャンスが回ってこないとすると、成果を出して次の打席を獲得しまた成果を出して次の打席をとしていくことが、トータルで見ると最短ルートでコンサルタントとしての価値を高めていくことにつながるのではないかと、シンプルに考えてみてはどうでしょうか。

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