社内報の記事執筆は準備が8割
さまざまな社内報担当者とお話をさせていただく中で、そもそもの「社内報の記事の書き方」に悩まれている方が多いなと感じております。
今回の記事では、「読まれやすい記事」を書くコツを少し伝えられたらと思っております。
すぐに記事を書き始めるのはNG
社内報の記事を執筆する際、いきなり文章を書き始めていませんか?
もしそうであれば、そのやり方は今すぐやめましょう。
記事は準備が8割と言われています。社内報が面白くなるかどうかは、企画出しと記事構成にかかっています。
企画の時点で読者のことを考え抜く
社内報においてまず最初に準備することは、企画出しです。
企画出しの際は、主に以下の6つについて考えましょう。
- 記事の掲載目的:この記事で達成したいことは何か?
- 記事のターゲット:若手?明確などこかの部署?エンジニア?
- ターゲットのニーズ・課題: そのターゲットにはどんなニーズや課題があるのか?
- 伝えたいメッセージ:そのニーズや課題にどうやって答えるのか?
- 醸成したい読後感:読み終わった後にどんな感想を持ってほしいか?どう行動してほしいか?
- 記事の訴求ポイント:この記事の面白いところはどこか?
これらを考える前に執筆してしまうと、伝えたい内容がぼやけたり、趣旨からずれた内容を書いてしまったりということが起き、分かりづらい記事になってしまいがちです。
逆に企画出しの時点でしっかり考えるだけで、まとまりのある読みやすい記事をに仕上げことができます。
記事執筆の前に構成を考える
次は記事構成です。
主に、以下の3つを考えましょう。
記事構成:タイトル案候補:3つは最低でも作って、伝えたいことが表現されているか確認
記事概要:5行で簡潔にまとめると、どう表現できるか
記事展開:起承転結に合わせて2行でも箇条書きで書いてみる
ここまでしっかりと準備をしておくと、伝えたいメッセージや話の展開にズレはほとんどなくなりますので、読みやすい記事を書き上げることができます。
社内報に適切な文字数は?
こちらの記事では、ourlyから得られる社内報データをもとに、社内報に適切な文字数を算出して紹介しています。
- 文字数が多すぎると閲覧率はどのように変化するのか
- 反対に文字数が少なすぎると閲覧率はどうなるのか
などについても紹介していますので、ぜひご覧ください。
記事執筆の前に企画と構成をしっかり考えよう
読まれやすい記事を書くために、記事執筆の前にしっかりと準備をすることが大切だということを紹介しました。
中でも、以下の項目を考えるだけでも随分と効果を感じられるかと思います。
- 企画出し:ターゲットとニーズ
- 構成:タイトルと見出し
この記事が、社内報運用のお役に立てれば幸いです。
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