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コミュニケーションゲーム15選|子どもから大人まで短時間で楽しめる!【2024年】

社員同士の交流を促進するコミュニケーションゲームが注目されています。これらのゲームは、リラックスしながら楽しめるだけでなく、職場での意義を見いだすこともできます。しかし、「遊びのように思えて実益が感じられない…」と感じる人もいますし、「適切な人数のゲームが見つからず、退屈しないか心配…」という声もあります。

今回は、そんな声にお応えして、いくつかのおすすめのコミュニケーションゲームを紹介しつつ、その意義や目的について解説します。社会人でも大人同士が楽しめる、目的を持ったゲームをご紹介しますので、研修やチームビルディングの際にぜひお試しください。楽しみながらチームの結束を高めることができます。

目次

コミュニケーションゲームのメリットとは 

コミュニケーションゲームとは、「話す・聞く・読む・書く」を使って相互に情報のやり取りをおこない、情報を正確に伝える訓練をしたりチームごとのコミュニケーションを図ったりするゲームです。

勝ち負けがあるゲーム性の高いものから情報交換を主体としたものまで幅広く、会社の研修やチームビルディングの場で主に採用されています。

ゲームを通じて人柄が透けて見える? オンラインゲームを使った社内交流のすすめ

主にインターネットやソーシャルゲーム、メディアコミュニケーションの行動分析やオフィスワーカーなどの心理行動分析をおこなっている藤先生に、ゲームと社内交流の関係性について語っていただきましたので、ぜひご覧ください。

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ここからは、コミュニケーションゲームのメリットを解説します。

チームビルディングに効果的

コミュニケーションゲームは、チームビルディングに非常に効果的です。チームビルディングとは、部署や支店、チームなどのメンバーが持つ能力や特性を正確に把握し、業務に活かすための基礎となるコミュニケーションを促進する取り組みです。

他のワークや研修プログラムも採用されることがありますが、共通しているのは次の二つのゴールです:「チーム全体が共通の目標を持つこと」と「それぞれのメンバーが自身の役割を理解し、適切な場面で自己の能力を発揮すること」です。

人間関係の構築

コミュニケーションゲームを通じて、社員同士のコミュニケーションが活性化され、人間関係の構築に役立ちます。チームを形成する上で、相互理解を深めることは非常に重要です。緊張を解きながら取り組むことで、コミュニケーションのハードルが下がります。そのため、初期研修や新入社員研修など、お互いの顔や名前を早く覚えたい場面にも適しています。

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コミュニケーションスキルの向上と情報共有の促進

お互いの得意分野やキャラクター、強みや弱み、そして価値観を知ることは、個人に対する情報共有を容易にします。また、コミュニケーションのスキルを学ぶ良い機会でもあります。そのため、ゲームが終了した後もコミュニケーションが活性化され、仕事に関する情報共有がスムーズに行われるでしょう。

チームビルディングに特化したゲームに関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

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企業リスクの低下

チームが常に密なコミュニケーションを取り合う環境を整えることで、迅速かつ効果的な情報共有が可能となり、企業のリスクも軽減されます。このような環境は、コンプライアンスなどの規則を浸透させるのにも役立ちます。また、トラブルが発生した際にも、迅速な報告や連絡、相談が可能となり、様々な面で助けになります。

さらに、チームワークが向上することで、メンバーは自然とお互いをサポートし合い、自身の業務範囲外の問題にも積極的に対処します。これにより、会社全体にポジティブな影響が及びます。

離職率改善

コミュニケーションゲームは、社員同士の会話を促進し、円滑な人間関係の構築を容易にします。これにより、仕事をする上での楽しさや仕事への愛着が育まれることで、人間関係に起因する離職の防止につながります。また、社員同士の壁を取り除きたい企業にもおすすめです。

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低コストで気軽に取り入れられる

コミュニケーションゲームは、社内コミュニケーションの取り組みの中でも、導入コストを抑えやすい特徴があります。場合によっては、紙とペンのみで準備できることもあり、導入にかかる時間や費用のハードルは極めて低いと言えるでしょう。そのため、すでに他の取り組みを行っている企業でも、追加の施策として非常におすすめです。

コミュニケーションゲーム実施の注意点

 

コミュニケーションゲーム自体は非常に優れたプログラムですが、使い方によっては想定していたようなメリットが得られない恐れもあります。

ここではコミュニケーションゲーム実施時の注意点を解説しますので、事前にチェックしておきましょう。

目的を明確にすること

コミュニケーションゲームの目的は、あくまでもコミュニケーションの活性化です。

ただ楽しむこと、ゲームに勝つこと、自分のアピールをすることが目的ではありませんので、いつの間にか目的を見失うことのないよう注意が必要です。

また、ゲームに参加する社員にも目的を伝えます。ゲームを経てどんな効果が生まれると期待しているのか、どんな役立て方をしてほしいのか、事前に説明しておきましょう。

振り返りをすること

ゲームをしたままにせず、終了後に必ず振り返りをおこないます。

特に社員研修の場合、参加者同士で感想を伝えあったり勝敗の原因をフィードバックし合ったりすることで、客観的にゲーム全体を見れるようになります。その過程も含めてコミュニケーションゲームですので、「やりっぱなし」にならないよう注意しましょう。

また、そういったゲームを振り返るには、すぐに情報が流れてしまう社内SNSよりも、社内報などを通して社内やメンバーに発信することが効果的になります。

そのように会社の情報をストックしておくことは、長期的に会社の風土・文化作りに大きく寄与します。

記事内 LP

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社内コミュニケーションの活性化は、組織にあった施策を適切に行い続けることで実現します。しかし、組織にあった施策を選ぶことは難しく、成果も見えづらいため、活性化に成功する企業は多くはありません。

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リモートでできるコミュニケーションゲーム5選

では実際に、5つのコミュニケーションゲームを紹介します。全てオンライン上でできるものばかりですので、リモートワーク社員同士のコミュニケーションや遠隔地にいる社員同士の交流に役立てましょう。

(1)自分史ワーク

参加人数:3人以上
所要時間:1人5分程度×人数

自分史ワークは、自分の過去や経歴について全員に向けて話し、後で質問を受けるコミュニケーションゲームです。

幼少期の学校生活や習い事、学生時代の研究テーマ、前職での経験、今の会社に入った理由などさまざまなことをテーマにしやすく、どんな人生を歩んできたのかを簡単に知ることができます。

そのひとが何を大事にするかといった価値観や、仕事に対する考え方・モチベーションを知るきっかけになりますので、業務上のコミュニケーションにも役立つでしょう。

(2)共通点探しゲーム

参加人数:2人~
所要時間:10分~

共通点探しゲームは、チーム全員に共通する要素を探していくゲームです。

「学生時代は全員運動部だった」という趣味・嗜好にまつわることでも、「日曜日に休める会社であることがありがたい」という会社に対する想いでも、「実は今のメーラーに使いづらさを感じている」など業務に即した内容でも、内容は何でも構わないのがポイントです。

全員に共通することを探さなければいけないため発言しない人が出ず、まんべんなくコミュニケーションを取れるのがポイントです。

(3)条件プレゼンゲーム

参加人数:1チーム4人~
所要時間:1時間~

条件プレゼンゲームは、チームごとにいくつかのキーワードを渡し、それらを全て網羅したプレゼンテーションを規定時間内に完成させるゲームです。

プレゼンテーションという実務に即した舞台を用意しているため、プレゼンするひと・資料を作るひと・情報収集するひと・方向性を決めてリーダーシップを取るひとなど自然な役割分担ができるようになります。

また、一見仕事に関係ないランダムなキーワードをピックアップすれば柔軟なアイディアや思考力を育みやすく、チームごとにオリジナリティのある面白いプレゼンテーションが生まれます。

(4)質問ゲーム

参加人数:2人~
所要時間:30分~

質問ゲームは、ペアを組んだ相手に質問し、決められた時間内でどれだけの情報を集められたかを競うゲームです。

ひとつのことについて深堀して聞くもよし、幅広い質問をして意外な一面を探すのもよし、質問する側のコミュニケーション力はもちろん、回答する側の対応力も磨かれます。

相手を変えて複数回実施すればどんどん緊張もほぐれ、初対面同士の会話でも緊張しないトレーニングにすることも可能です。

(5)他己紹介ゲーム

参加人数:4人~
諸要時間:30分~

他己紹介ゲームは、決められた時間内にペア相手に質問を繰り返し、相手のことを他のメンバーに紹介していくゲームです。

短時間で情報を集めて魅力的に聞こえるようなプレゼンテーションを組むスキルが養われるだけでなく、質問しあうことでコミュニケーションの活性化も図れます。また、「ひとがひとの紹介をおこなう」という方式なので、通常の自己紹介以上にメンバーへ興味を持ちやすくなります。

短時間でできるコミュニケーションゲーム5選

次に、短時間で実施できるコミュニケーションゲームを5つ紹介します。研修で使うほか、人事異動直後のアイスブレイクや懇親会の小イベントとしてもおすすめです。

(6)伝言ゲーム

参加人数:6人~
諸要時間:20分~

伝言ゲームは、最初のひとから順に情報を伝えあい、最後のひとにどれくらい正しく伝わったかを競うゲームです。

1チームの人数が多いほど盛り上がる傾向にありますが、適度な緊張感を保つためにも、1チーム最大で10名程度に抑えるのがよいでしょう。初対面の人同士でチームを組んでも、普段から一緒に業務に当たっているチーム単位の対抗戦にしてもよく、アレンジしやすいのが特徴です。

(7)似顔絵当てゲーム

参加人数:5人~
諸要時間:30分~

似顔絵当てゲームは、お互いの似顔絵が誰の似顔絵なのかを当てるゲームです。

全員バラバラのひとを描いてもよいですし、全員で同じひとの似顔絵を描いて回答者1人が当てるという形式をとってもよいでしょう。初対面同士であればお互いの顔と名前を一致させやすく、チームにとってつながりの深い人材や経営層をお題にすれば共通認識があるため盛り上がりやすいのが特徴です。

(8)グッドオアニュース

参加人数:4人~
諸要時間:1人1分~

グッドオアニュースは、過去24時間以内(もしくは一週間以内など期間を限定する)に起きたいいニュースを即興でプレゼンテーションするゲームです。

内容の完成度やテーマに関わらず必ず聞き終わったら拍手するのがルールなので、話者の価値観や目の付け所を共有できるというメリットがあります。

(9)ジェスチャーゲーム

参加人数:4人~
諸要時間:15分~

ジェスチャーゲームは、言葉を使わず手振り身振りだけで特定のお題を表現するゲームです。

体だけでなく表情や動きの緩急も使って表現するため同じお題でもひとによって差が出やすく、当たっても当たらなくても盛り上がります。点数制度にすれば勝敗をつけることもできますので、アレンジしながら実施しましょう。

(10)十人十色ゲーム

参加人数:14人~
諸要時間:30分~

十人十色ゲームは、1人の回答をチームメンバー全員で予測し、正誤を競うゲームです。

「昨日の夕食はご飯かパンか麺か」という簡単なものから、初対面同士であれば「出身地は西日本か東日本か」などプロフィールに関わるものまで自由に設定でき、お互いに知っている情報を出し合うことで連帯感を育成します。

室内でできるコミュニケーションゲーム5選

次に、室内で実施できるコミュニケーションゲームを5つ紹介します。オフィスや会議室など小スペースでも実施できますので、是非導入してみましょう。

(11)マシュマロチャレンジ

参加人数:1チーム4人~
諸要時間:30分~

マシュマロチャレンジは、決められた道具だけで先端にマシュマロを差した塔を作り、高さを競うゲームです。

乾燥パスタ・マスキングテープ・ひも・はさみなどを使うことが多く、バランスの悪い塔のうえにマシュマロを掲げなくてはいけないという縛りがあるため、想像以上に事前の作戦が重要視されます。

複数人で目標を共有しながら1つのことに取り組む感覚を身につけられます。

(12)ドミノ

参加人数:1チーム4人~
諸要時間:45分~

ドミノは、制限時間内にドミノプレートを並べ、途切れることなく一気に倒していくゲームです。

長さ勝負・時間勝負など勝敗のポイントを決めればアレンジしやすく、ドミノプレート以外も使ってよいというルールにすればゲームの幅が広がります。

複数人で緻密かつ正確な仕事をしなければいけないため互いのコミュニケーションが必須であり、ルールも分かりやすいため初心者同士でも取り組みやすいのが特徴です。

(13)人狼ゲーム

参加人数:10人~
諸要時間:1時間~

人狼ゲームは、村人であるチームメンバーのうち誰が人狼かを当てていくゲームです。

メンバー内で会話をし、村人役は人狼だと思われるひとを制限時間終了後に1人省いていきます。同じく人狼役は村人役を1人指名してゲームの外に出させ、それを繰り返しながら村人役と人狼役どちらが残るかを競います。

高度な心理戦が要求されるゲームなので、ちょうどいい緊張感を味わいながら楽しめるでしょう。スマホの無料人狼アプリを使えば道具なしでできるゲームなので、ちょっとした気分転換にも向いています。

(14)レゴ

参加人数:3人~
諸要時間:20分~

レゴは、レゴブロックを使ってお題を再現していくゲームです。

ひとりでやるのであれば自由気ままに作れるものも、チームで作るのであれば事前の方向性確認や作戦立てをせねばならず、必然的にコミュニケーションが生まれます。

チーム対抗で出来のよさを競うこともでき、GoogleやNASAでも採用されているコミュニケーションゲームです。

(15)ワードウルフ

参加人数:5人~
諸要時間:30分~

ワードウルフは、全員共通したお題を提供されているなか、ひとりだけ異なるお題を渡されたひとを探し出すゲームです。

本当のお題は何なのかを知らされていないため自分のお題だけズレている可能性もあり、自分がそうだと悟られないようにしながら会話を繰り広げていく必要があります。

人狼同様に心理戦ゲームのひとつですが、更に少人数かつ短時間で取り組みやすいのが特徴です。

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顔写真や部署、役職などの基本的な項目以外に、強みや趣味、スキルなどが一目でわかりコミュニケーションのきっかけが生まれます。

また、全メンバーに共通のQ&Aを設定することができるので、部署・拠点・役職を超えたメンバー同士の相互理解促進にも役立ちます。

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効果的なコミュニケーションゲームをしよう

コミュニケーションゲームは、社員同士のコミュニケーションを活性化し、スムーズな情報交換を促進します。実施の目的を明確にし、終了後には振り返りをして効果的におこなっていきましょう。

ゲームは、実施場所・参加人数・予定時間に合わせて内容を変えるのがおすすめです。長すぎて疲れたり、反対に人数と時間のバランスが取れずあっという間に終わってしまったりすることのないよう、工夫していきましょう。

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この記事を書いた人

Kanei Yoshifusaのアバター Kanei Yoshifusa ourly株式会社 コンサルティングセールス・組織開発チーム

前職は店舗ビジネス向けの業務効率化SaaS事業を展開する企業でCSに従事。
その後、ourly株式会社に参画。
200社以上の企業に組織課題解決の提案、現在30社の組織開発を支援。
富山県上市町出身。趣味は筋トレ/声マネ/滝行。

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