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まだ『プレミアムフライデー』を会社で実施!?全員で組織創りに挑むアトラエに話を聞いた

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プレミアムフライデー。
毎月末の金曜日は15時に仕事を終えることを政府が推奨し、「働き方改革」の一つとして一時期大きな話題となりました。

ただ導入する企業はごく一部で、コロナの襲来とともにほとんど聞くことは無くなりました。「そんな言葉あったな……」と多少懐かしく思っている方もいるかもしれません。

しかしアトラエでは、最高の組織を作るために独自のプレミアムフライデーを実施しているそう。
実態を知るべく、今回は株式会社アトラエにて採用を担当されている加賀さんにインタビューしてきました。

インタビュイー:
加賀れい
1991年東京都生まれ。2014年に中央大学法学部を卒業後、新卒としてアトラエに入社。新卒1年目から現在まで採用を担当しながら、求人サイト「Green」、ビジネス版マッチングアプリ「Yenta」、エンゲージメント解析ツール「Wevox」で事業立ち上げから営業に従事。現在は、中途・新卒・インターン採用に尽力している。
株式会社アトラエ:https://atrae.co.jp/

目次

ビジョンはある。ただ、あえて認識は揃えない

――御社は、最高の組織づくりを本気かつ全員で取り組んでいると評判です。
まず、組織づくりにおいて何を大切にしているのか教えてください。

色々なことを大切にしてきているので一言でお伝えすることは容易ではないのですが、事業においても組織においても「カッコいいか?誇らしいか?」を問い体現し続けることでしょうか。

弊社は、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンの実現に挑戦しています。
全てのメンバーが誇りを持てる組織かつ事業を創っており、関わる方々が思わず応援したくなるような魅力的な会社であり続けることを目指しています。

採用においても、『世界中の人々を魅了する会社を創る』という弊社のビジョンに対して、候補者の個人のビジョンが重なる方としかご縁がありません。

――『世界中の人々を魅了する組織』ってどんな組織なのでしょうか?

これは面接においてよく聞かれるのですが、正直それ以上の説明はないのです。
理念やビジョンを掲げ明文化してはいるものの、解釈はそれぞれ異なるので、全く同じ認識を持っているメンバーは誰1人としていません。
魅力的な組織って何?とメンバーに聞いても、全く同じ答えは返ってこないでしょう。

でも、それでいいと思っています。
今の時代において、確固たる答えはないと考えています。だからこそ、一人ひとりのユニークな視点を活かし、考え行動することで私たちなりの答えらしきものを創っていけるのだと思います。

誰かが決めた明確なビジョンに従うより、少し余白を残した状態で、自分で考え意味付けしていくからこそ自分ごと化され、自立的に行動していくのだと思っています。

プレミアムフライデーが組織づくりの肝?

――とはいえ、共通のものの認識を揃えることは難しいと思うのですが、いかがでしょうか?

おっしゃる通りです。
理念やビジョンが抽象的なので、対話する機会は多く設けています。

そのひとつとして、ATPF(アトラエ的プレミアムフライデーの略)を月に1回実施しています。

事業が多角化しメンバーが増えていくなかで、成果を出すために一人ひとりが自立的にコミットしていくことは重要ですが、事業に比べ組織について対話をする機会が今後減ってしまうのではないかという懸念がありました。

そこで、あえて組織のことだけ話し合う機会を設けることになりました。全社員仕事の手を止め、2時間程度みっちりと「理想の会社とは何か?実現に向けて課題は何か?アトラエらしさとは何か?」などをテーマに話し合うイメージです。金曜日の夕方に実施すれば、ATPF後に飲みながら語り足りなかった議論がしやすいと思いました。

そのネーミングをする際に、当時話題になっていた「プレミアムフライデー」を使わせてもらったという感じです。

結論なんてなくていい。全員で話すことに意味がある

――例えば、どんな議題を話すのでしょうか?

最近で言えば、「アトラエはフラットな組織であるべきなのか?」という議題について話し合いました。
(*アトラエさんはティール組織という上下関係や出世、役職という概念がない組織として有名で、よくメディアにも取り上げられています)

フラットであることは目的ではなくビジョン実現の単なる手段であると普段から認識していますし、対外的にも同様にお話をさせて頂いていますが、あえて否定的に、しかも全社員でフラットに対話をするという機会は面白かったです。

アトラエという組織の本丸とは何か?ビジョンを実現するために改善していくことは何か?を考える良い時間でした。

このように毎月、アトラエの課題や未来に関する問いに対して、語り合います。

ただ、別にこの場で結論を出すわけではありません。
あくまで全員が考え対話することを大切にしています。

それぞれが自分に落とし込んで、今までの言動やものの見方を振り返るきかっけになったら良いなと思っています。
全員が考えることこそに意味があり、それがアトラエの基盤になっていくのだと信じています。

――始めて4,5年ほどが経つと思いますが、基盤ができている感覚はありますか?

創業以来、並々ならぬ想いで組織を創ってきたので基盤はしっかりしていると思いますが、事業や組織も速いスピードで変化しているので、常に伸び代を感じています。

強い組織を育んでいくために、ATPFはとても価値のある時間だと思っています。

少し雑かもしれないのですが、社内のメンバーは、組織を良くする側と良くされる側に分かれると思うのですが、ATPFのおかげでメンバーが組織を良くする側として何ができるかを考えるきっかけになっていると思っています。

人間である以上、どうしても他責になってしまったり受け身になってしまうと思うのですが、いい意味でATPFがそういった意識を消してくれているのかもしれません。

多様な個性が1つの組織に集まって、変化し続ける状況に対して、全員で理想の組織を創っていく。
全員でアトラエのセンターピンを押さえながらも、組織が崩れないレベルかつ最大限に遠心力をきかせているこの感覚がとても楽しいですね。

アトラエはカッコいい。世界中からそう言われる組織に

――最後に、アトラエをどんな組織にしていきたいのか教えてください!

まずは、社員一人ひとりが目を輝かせながら、信頼できる仲間とともに、「この事業を展開すれば世の中がよりよくなるんじゃないか?」と思えるようなことにチャレンジし続けている状態をつくりたいですね。

その上で、ビジョンの通り「アトラエの人たちってカッコいいよね。アトラエのプロダクトってカッコいい。アトラエのような組織にしたい。」と世界中の人たちから言っていただける組織。

そんな組織にしていきたいと思っています。

編集後記

実は、私が就活生のとき、アトラエさんの選考を受けていました。
ご縁はありませんでしたが、出てくる面接官の方全員が、組織づくりと事業づくりどちらにも熱量高く本気でぶつかっているのが伝わってきて、当時から好きな組織でした。

今でもアトラエさんのような組織を作ることが私のゴールの1つでもあります。

そんなアトラエさんだったので、いろいろ知っているつもりで今回インタビューさせていただきましたが、出てくる話ほとんどがびっくりすることばかりで、とても刺激的なインタビューでした。

加賀さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

ourly magazineのライティングとメンバーマネジメント担当。
アメフトを通じてチームプレイの重要さを学び、組織で一致団結してパフォーマンスを出すことに興味がある。
見た目ゴリラっぽいが、甘いスイーツと泣ける映画が好きな中身は乙女っぽい一面も。

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