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TVでも注目!オンラインコミュニケーションの心得をラフールに聞いてきた

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「リモートワークになってから、従業員のメンタル状態が悪化した……」
こんな悩みを持たれている経営者、人事の方も多いのではないでしょうか。

従業員のメンタルヘルスを可視化する「ラフールサーベイ」を提供しているラフールも同様に、リモートワークになってから重大な組織課題に直面したそうです。

そこで今回は、株式会社ラフールで執行役員兼人事責任者を務める宮内さんに、ラフールの組織づくりのことやリモートワークにおける組織課題をどう解決したのかインタビューしてきました。

インタビュイー:宮内智弘

愛媛県出身。2010年順天堂大学卒業後、人材ビジネスの会社2社で、新規事業立ち上げやキャリアコンサルタントなど経験。2016年に人事コンサルタントとして独立し、スタートアップや大手企業などで人事制度・採用・ブランディング・教育研修などを行う。また、大学生向けのキャリアコンサルティングや、高校生向けのキャリア授業にも力を入れる。クライアント企業の一つであったラフールのビジョンや社員の温かさに魅かれ、2019年に入社。現在、人事責任者として人事全般に携わっている。

株式会社ラフール:https://www.lafool.co.jp/

目次

メンバーは人生の大半を投資してくれている。この意識は忘れません

​​――御社は組織づくりをする上でどんなことを大切にしていますか?

必ず忘れないようにしていることは、メンバーがラフールという組織に対して、毎日最低でも8時間という人生の大半を投資してくれているという感覚です。

ラフールのビジョンと個人のビジョンが少しでも重なっていないと、ラフールに時間を投資してもらっている意味がないと考えています。
ですので、弊社ではビジョンを大切にしているというのが質問の答えになるでしょうか。

実際、弊社の人事戦略はビジョン起点に考えておりまして、ビジョンを達成するために事業戦略があり、事業戦略を達成するために組織戦略があるという設計になっています。

全ての施策はビジョンにつながっているとの考えから、まだ課題はあるものの、ビジョン浸透には相当力を入れて取り組んでいます。

ただ、最近になって他にも大切なものもあると考えているんです。

ビジョンは大事。ただそれ以外にも大事なものがある。

―― どういうことでしょうか?

新型コロナウイルスの影響で、フルリモートワークになってから高ストレス者が顕著に増えました。

弊社では、ラフールサーベイで定点観測しており、高ストレス者の人数が分かるのですが、その数値が明らかに悪化したんですよね。

実際に「メンタル不調」や「モチベーションの低下」、「上司との関係性がうまくいっていない」など、私の耳にもよく入ってきたりもしていました。

どれほど熱心にビジョン浸透に取り組んだとしても、その前に離職に至ってしまったりするんですよね。ビジョン浸透はどうしても時間がかかる取り組みになってしまうので。
ビジョンだけではなく、日々のコミュニケーション設計などの短期的な施策も大切だと痛感しました。

テレビでも取り上げられた!オンラインコミュニケーションの心得6ヵ条

――御社でもそのような状況になったんですね・・!施策は何か打たれたのでしょうか?

とにかく様々な施策を企画し、実行してきました。1つ事例として『オンラインコミュニケーションの心得6カ条』を制定しました。

リモートワークになってから、なぜ高ストレス者が相次いだのかを調べた結果、『コミュニケーションの変化』が大きな要因の1つであることが分かりました。

具体的には、サーベイやアンケートによって以下のようなことが大きなストレスになっていることが明らかになったんです。

  • 就業時間外や夜遅くに連絡がくること
  • テキストでの「。」や「句読点なし」が相手の温度感が分からず、怖い
  • 文章だと認識の齟齬が生まれやすい
  • DMで連絡が来ると1人で抱え込むことしかできない

仕事をする上でこれらのストレスを軽減することを目的として、『オンラインコミュニケーションの心得6カ条』を制定しました。

この取り組みは最近、テレビの取材でも取り上げていただいたのですが、『相手の就業時間を配慮した連絡をしよう!』の部分は『つながらない権利』として世界的にも注目されています。

実際に、勤務時間外に「つながらない」ことが、ストレスを軽減し生産性向上に繋がることがわかっています。
確かに、自分がゆっくりしているときに、絶え間なく仕事の連絡が入れば、ストレスに感じてしまう人も多いですよね。

この取り組みを通して一番変化があったのは、経営陣です。
元々、「。」や「句読点」しか使わないタイプだったのですが、今では一番記号やスタンプを使ってくれています(笑)

もちろんこの施策だけでなく、人事との1on1や産業医との連携、週1出社などコミュニケーション面においてさまざまな取り組みをしていますが、おかげさまで高ストレス者はどんどん減ってきています。

現場からも「コミュニケーションがとても楽になった」という声ももらっており、効果を感じた取り組みでしたね。

長期的な施策と短期的な施策、同時並行で進めることが大事

――最後に、ラフールを今後どのような組織にしていきたいか教えてください。

フルリモートワークになってから、ビジョンは大事ですし全ての起点ではありますが、コミュニケーション設計などの短期的な施策にも力を入れていかなければならないと強く感じました。

先ほども言ったように、ビジョン浸透のような長期的な施策だけでなく、繋がりやコミュケーションといった施策も同時並行で進めていかなければなりません。

今後で言うと、個人へのアプローチだけではなく、組織全体の繋がりなども促進していかなければとも考えています。

やらなければいけないことは山積みですが、冒頭に申し上げた通り、ラフールで過ごすことが自己実現に繋がっている。全員がそう思える組織づくりをしていきたいですね。

編集後記

「リモートワーク疲れ」。
全国でリモートワークが一気に広がり、多くの人が経験したことだと思います。

かくいう私もそのうちの1人です。
本日お話しいただいたような、文章での相手の温度感が分からないことや認識の齟齬が微妙に起こってしまうことに、疲れを感じていました。

しかし、本日の宮内さんの話を聞いて「自分も人に同じことをしていないか?」という視点を持ちました。
まずは自分が「相手を配慮したコミュニケーション」を徹底し、一緒に働く人のストレス軽減に貢献していこう。そんな新しい気持ちが生まれたインタビューでした。

宮内さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

ourly magazineのライティングとメンバーマネジメント担当。
アメフトを通じてチームプレイの重要さを学び、組織で一致団結してパフォーマンスを出すことに興味がある。
見た目ゴリラっぽいが、甘いスイーツと泣ける映画が好きな中身は乙女っぽい一面も。

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