MENU

組織改善とは?業績向上のメリットやフレームワークと成功した企業事例を解説

URLをコピーする
URLをコピーしました!
ourly トップバナー

組織改善とは、組織のパフォーマンスを最大化させるために、組織課題を解決することです。

コロナ禍もありリモートが増え、従業員のモチベーションが下がるなど組織改善が必要になってきた企業も多くあります。本記事では組織改善とは何か、そのメリットやフレームワークを解説し、実際に成功を収めた企業の事例を紹介いたします。

目次

組織改善とは?

組織改善とは、企業成長に向けて組織のパフォーマンスを最大化させるために、組織課題を解決する取り組みです。

この組織パフォーマンスの最大化をするためには、「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源の最適化が求められます。

組織課題には、従業員の不満や組織パフォーマンスの課題などさまざまですが、本質的な組織改善を実現するには、「企業成長」に向けて、従業員エンゲージメントを高めることが不可欠です。

組織改善と従業員エンゲージメントの重要な関係性

「従業員エンゲージメント」とは、企業と従業員との信頼関係、または企業への貢献意欲を表すワードです。

似たような言葉で、従業員満足度がありますが、「従業員満足度」は、制度面など企業環境における従業員の満足度を意味します。

従業員エンゲージメントが高い企業では、組織改善に向けて、従業員が能動的にアクションを起こすでしょう。しかし、従業員満足度が高い企業でも、従業員エンゲージメントが高いとは限らず、組織改善に繋がらない可能性があります。

このように、従業員エンゲージメントの向上は、組織改善に大きく影響します。

あわせて読みたい
従業員エンゲージメントとは?必要性やメリット・向上方法・企業事例を解説 従業員エンゲージメントを高めるためにさまざまな取り組みをしている企業が増えています。従業員エンゲージメントの考え方は世界的にも重要視されており、会社経営には...

従業員のエンゲージメントと満足度の違い

従業員エンゲージメントと従業員満足度との違いは、主に次のとおりです。

  • 従業員エンゲージメント:企業と従業員との信頼関係(=企業への帰属意識)、企業への貢献意欲
  • 従業員満足度:福利厚生や給与、人間関係など企業環境に対する従業員の満足度

従業員満足度は、従業員が企業環境に満足しているかの指標です。

従業員満足度が高くても、必ずしも、企業への帰属意識や貢献意欲の高さは同一ではありません。

従業員エンゲージメントは、企業成長に直結しますが、従業員満足度の高さは企業成長に直結するとはいえないことに留意が必要です。

あわせて読みたい
従業員満足度(ES)とは? 向上させる8つの方法と業績との関係、成功事例を解説 少子高齢化や人材の流動性の高まりに伴い、従業員一人一人の生産性の向上や優秀人材の確保は企業の喫緊の課題です。 その課題を解決する要素として、「従業員満足度(Em...

組織改善のメリット

企業は成長していくにつれ、従業員数の増加に対応した統制環境や組織体制に見直す必要が生じます。

加えて、目まぐるしく変化する外部環境に対応していくには、組織改善が不可欠といえます。

ここでは、組織改善のメリットを説明していきます。

従業員エンゲージメントやロイヤリティが向上し業績に直結

従業員エンゲージメントやロイヤリティの向上により、業績に直結する組織改善の取り組み。

組織パフォーマンスの最大化を図るため、企業文化の浸透や再構築、人事制度改善など組織改善を図ることで、従業員エンゲージメントやロイヤリティの向上が期待できます。

組織改善は、企業成長に向けて、従業員の行動を自発的に変化させることができることから、業績に直結する効果があるといえるでしょう。

従業員の労働生産性が向上

従業員の労働生産性向上につながる組織改善。

非効率な組織体制や仕組み、無駄な業務などの組織改善により、業務効率の向上を図ることが可能です。従業員の残業時間を減らすなどのワークライフバランス改善により、従業員の心に余裕が生まれる効果から、社内コミュニケーション活性化も期待できるでしょう。

組織改善は、これらの効果により、従業員の労働生産性向上に導くことができるのです。

下記記事内にて、社内コミュニケーション活性化について詳しく説明していますので、こちらの記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
社内コミュニケーションを活性化させる8つの施策|メリットや企業事例も紹介 コロナ禍によって社内に出社する回数が減ったり、社内イベントを実施する機会がなくなったりとタテとヨコの繋がりが薄れてきている企業も多いのではないでしょうか。 そ...

商品やサービスの質が向上し顧客満足度が向上

商品・サービスの質が向上することで、顧客満足度を高める効果も期待できる組織改善。

顧客満足度の向上は、従業員満足度の向上も不可欠な関係にあります。従業員満足度が低いと従業員のパフォーマンスも下がり、顧客満足度が低下する可能性があります。

従業員満足度向上により、従業員のモチベーションが上がり、業務の質や顧客へのサービス品質を高めることが可能です。

組織改善は、従業員満足度を高め、顧客満足度向上につなげる効果が期待できます。

組織改善のフレームワーク

働き方改革やSDGs、DX(デジタル・トランスフォーメーション)など、激しい外部環境の変化に対応するため、取り組みが求められる組織改善。

組織改善を効率的に取り組むには、フレームワークを活用することが有効です。ここでは、代表的な組織改善のフレームワークを紹介します。

クルト・レヴィンの3つの組織改善プロセス

「社会心理学の父」ともいわれるドイツの心理学者クルト・レヴィンが提唱する3つの組織変革・改善のプロセス。

シンプルかつ明瞭なフレームワークで、今でも多くの現場で、組織変革・改善に活用されています。

【3つの組織改革・改善プロセス】

  • フェーズ1:解凍
  • フェーズ2:変革
  • フェーズ3:再凍結

「フェーズ1:解凍」は、従来の価値観・方法などの組織文化を壊し(解凍し)、新たな改善・変革に向けて準備をします。「フェーズ2:変革」は、改善・変革に向けて、新たなやり方・価値観を学ぶプロセスです。「フェーズ3:再凍結」は、フェーズ2で学んだ新たなやり方・価値観を定着させる(再凍結させる)プロセスになります。

この3つの組織改革・改善プロセスは、破壊・再構築を意味する「スクラップ・アンド・ビルド」に近いものといえるでしょう。

ジョン・コッターの8つの組織改善プロセス

リーダーシップ論の世界的権威であるハーバード大学ビジネススクールの名誉教授ジョン・コッターが提唱する8つの組織変革・改善プロセス。

変革を起こすリーダーが踏襲すべきプロセスを8段階に表したフレームワークです。

【8つの組織変革・改善プロセス】

  1. 危機意識を高める
  2. 変革・改善推進のためのチームをつくる
  3. 変革のためのビジョンを立てる
  4. 従業員にビジョンを周知徹底する
  5. 従業員の自走を促す
  6. 短期的な成果を実現する
  7. 成果を活かし、さらなる変革・改善を推進する
  8. 変革・改善を定着させる

変革・改善の成功に導くには、全ての手順を飛ばさず、順番にこなすことが重要とジョン・コッターは強調しています。変革的リーダーシップを執るには、欠かせないプロセスといえるでしょう。

組織改善が成功した企業事例

組織改善・改革を進めていくには、プロセスを知ることはもちろん、成功した企業例を知っておくことが不可欠です。

ここでは、組織改革・改善が成功した事例として、1on1や人事制度、web社内報で組織改善が成功した企業事例を紹介します。

ヤフー|1on1ミーティング

6,000人もの社員を巻き込み、組織改革・改善に向けて実施しているヤフーの1on1ミーティング。

同社は、社長交代を機に、新社長により「脱皮をしないヘビは死ぬ」との哲学者ニーチェの言葉を用い、組織改革を明言しています。

新社長は、負担は大きいものの重要性を説き続け、週1回30分の1on1ミーティングを導入しました。

従来のトップダウン型では、環境変化に対応していくには困難であることから、1on1導入の傍ら、組織体制のスリム化や行動規範の策定などをおこなっています。組織改革・改善定着させるプロセスを実施していることがわかる事例です。

参考URL:https://about.yahoo.co.jp/

あわせて読みたい
1on1ミーティングとは?進め方や目的、そのまま使えるアジェンダと導入事例 大企業からベンチャー企業まで、1on1ミーティングを導入している企業はたくさんあります。例えば、Yahoo!(ヤフー)は、2012年から1on1ミーティングを実施しており、書...

スターバックスコーヒー|特徴的な人事考課

従業員エンゲージメントを重視し、アルバイトにも人事評価をおこなうスターバックスコーヒーの人事考課制度。

従業員を対等な立場として「Engaged Partners」と呼び、従業員エンゲージメントを高めることで、同社ならではのサービス品質を作り上げています。

制度としては、アルバイトを含めた従業員に、同社のミッションやバリューを共有することから始まります。個人の成長目標とパフォーマンス目標を設定し、人事考課で振り返りますが、相互評価の仕組みにより、称賛されるべき行動はフィードバックされます。

同社は、2007年にアメリカでの業績が著しく悪化しましたが、この事例は、組織改善が従業員エンゲージメントを高め、業績を復活させた成功例といえるでしょう。

参考URL:https://www.starbucks.co.jp/recruit/newgraduate/ideal/

あわせて読みたい
人事考課とは?人事評価との違い・導入メリット・注意点やポイント 人事考課は、社員を正しく評価し、組織人として成長してもらうために欠かせない制度です。 一方、 「人事評価との違いが分からず、明確な運用ができていない…」 「上司...

サイボウズ|人事制度設計と働き方改革

人材の流動化が激しいIT業界で大幅な離職率削減を実現した、サイボウズの型破りな人事制度。

これまでの常識を覆す考え方で、「100人いれば、100通りの人事制度があってよい」との方針の下、従業員自ら考え、構築した人事制度です。

世の中に浸透する前から導入している「在宅勤務制度」、成果や生産性を重視した「ウルトラワーク制度」など、従業員が主体的に人事制度に取り組んでいます。

ワークスタイルの変革により従業員エンゲージメントが高まり、離職率の大幅な削減を実現した、究極のボトムアップによる組織改善の成功例です。

参考URL:https://cybozu.co.jp/

あわせて読みたい
人事評価制度とは?目的(メリット)や評価手法・作り方・導入事例・成功と失敗のポイント 人事評価制度には、その評価内容に合わせた種類や、目的・各会社に合ったさまざまな評価手法があります。 本記事では、人事評価制度の種類として、能力評価・業績評価・...

ランドマーク税理士法人|Web社内報の導入

組織拡大に向けて、目線合わせのツール活用を目指すランドマーク税理士法人のWeb社内報。

従来、オフラインイベントに力を入れていたものの、コロナ渦を背景に物理的なコミュニケーション課題を解決するため、ourlyのWeb社内報CMSを導入しました。

記事の閲覧履歴と従業員エンゲージメントとの相関関係に着目し、ourlyの分析機能を活用することで、Web社内報で社内活性化に取り組んでいます。

同社は今後、組織を従来の3倍強の規模に組織拡大を予定しており、より一層、オンライン上のコミュニケーションを重視していく方針です。従業員エンゲージメント向上に向けて、ビジョン共有など、Web社内報を「組織の目線合わせのツール」にしていくことを展望しています。

下記サイトには、ourlyのWeb社内報導入事例が複数掲載されていますので、ご参考ください。

URL:https://service.ourly.jp/showcase_all/:slug

またこちらの記事では、社内コミュニケーション活性化に取り組むユニークな企業事例を60選以上紹介しています。

あわせて読みたい
【事例65選】社内コミュニケーション活性化のためのユニークな取り組み 新型コロナウイルスなどの影響もあり、リモートワークや新たな働き方を導入する企業が増えています。その流れで、今までよりもインナーコミュニケーションを重要視する...

組織改善は従業員のエンゲージメントに着目を

本記事では、組織改善の概要やメリット、フレームワークを解説し、実際に成功を収めた企業の事例を紹介しました。

組織改善は、従業員満足度を高めることだけではなく、企業業績に直結する「従業員エンゲージメント」を向上させることにより、企業への貢献意欲高めることが成功のカギとなります。従業員エンゲージメントを向上させるツールとして、事例で紹介したWeb社内報も有効な施策の1つてす。

組織改革・改善プロセスなどのフレームワークを活用し、組織変革・改善を効果的・効率的に進めましょう。

社内コミュニケーションでお困りごとはありませんか?

効果の見えづらい社内施策にお困りではありませんか?

ourly(アワリー)は、従業員の組織関心度を可視化できるweb社内報CMSです。
データを基に、理念や企業文化の浸透を着実に実現します。

ourly ボトムバナー

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ourlyのメディア担当。12年間のサッカー経験を活かして前職ではスポーツメディアの運営に携わる。その経験を活かしてourlyのメディア担当としてourly Mag.とourlyの成長に全力コミット中。

目次
閉じる