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リモートでのチームビルディング成功のポイント|おすすめゲーム10選

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新型コロナウイルス感染症の流行により、リモートワークの普及が急速に進みました。テレワーク環境下の社員間のコミュニケーション不足は多くの企業が抱えている問題ですが、チームビルディングはオンラインでもなお効果的な取り組みです。

そこでこの記事では、オンラインで実践可能なリモートチームビルディングについて解説します。

目次

チームビルディングとは

チームビルディングとは、個人のスキル・能力・経験・知識などを最大限発揮できるチームづくりのことを指します。

組織運営最適化を狙う際の手法として語られることが多く、ひとりひとりが高いパフォーマンスを発揮するためには必須の要素として注目されるようになりました。

そのため、自社に合ったチームビルディング手法を確立し、スムーズな情報共有やコミュニケーションが急務とされています。また、時間・場所の制限なく導入できる手法としてリモートチームビルディングに取り組むことも可能です。

下記では、コミュニケーションゲームによるチームビルディング手法を紹介しているため、併せて参考にしてみましょう。

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チームビルディングの目的

ここでは、チームビルディングの目的を改めて確認していきましょう。実現することでどんなメリットが得られるかを知り、重要性を理解していくことが大切です。

コミュニケーションの活性化

チームビルディングが最適におこなわれていると、メンバー間のコミュニケーションが活性化します

業務に必要なノウハウを共有したり、ひとりだけでは思いつかないようなアイディアが盛んに出てきたり、さまざまな効果が期待できるでしょう。

また、趣味の話など業務外の情報も交換しやすくなり、適度に息抜きしながら働ける環境が整いやすくなります。

パフォーマンスの向上

コミュニケーションがスムーズにおこなわれるチームでは、ひとりひとりのパフォーマンスも向上しやすくなります。

抜け・漏れのない情報共有ができれば、ミスや二度手間が起きることなく業務を遂行できるでしょう。

また、話しやすいチームメンバーばかりの風通しがよいチームにすることで、業務モチベーションが上がり、自然なやる気を呼び起こせます。

マネジメント層の育成

チームビルディングを徹底できるマネジメント層が増えれば、組織力の底上げにつながります。

そのため、複数の部署・プロジェクトにチームビルディングの思考を取り入れ、実行している会社も少なくありません。ノウハウを持つ人材を増やせれば、チームビルディングを会社全体に浸透しやすくなるでしょう。

チームビジョンの浸透

チームビルディングの一環として、ゴールの認識や業務の意義・目的を共有する方法があります。

チームビジョンが浸透するため目指す理想像にズレが生じず、高い生産性を発揮しやすすくなるでしょう。経営理念や戦略を浸透させたいときにも、チームビルディングが有効なのです

リモートでチームビルディングを行うメリット

ここでは、リモートチームビルディングに着手するメリットを紹介します。

前述したリモートワークならではの課題を払拭するための手法として、どんな効果が得られそうか、判断していきましょう。

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人間関係の構築

リモートワーク中であってもメンバー間のコミュニケーションを促進し、人間関係を構築します。

オフィスと変わらぬ環境で既存社員同士がコミュニケーションすることはもちろん、新入社員・中途社員など新たに参画したメンバーが組織に馴染みやすくなる効果も期待できます。

「人間関係」は2022年の調査でも退職理由の上位に食い込んでいます。つまりチームビルディングを行うことは、離職率の改善にもつながるのです。

情報共有の促進

一見些細に見えるアイディアやアドバイスでも積極的に交換し、情報共有する環境が整います。

業務に必要な内容はもちろん、それ以外のことも発言できれば、コミュニケーションが活性化しやすくなるでしょう。出社環境ではこうした雑談と些細な情報共有が自然発生しやすいですが、リモート環境では意識して作らなければ生まれません。

企業リスクの低下

コンプライアンスや個人情報保護など、最低限会社として守らなければいけない規則の浸透が叶います。

特にリモートワーク環境では自宅のPCで機密情報にアクセスする機会も増えるため、さまざまなリスクが懸念されます。規則の浸透と遵守は、リモート環境でこそ重要だと言えるでしょう。

また、トラブルやクレームがあったときにいち早く報告・連絡・相談できる環境を整え、リスクを最小限に抑えることも可能です。

離職率改善

チームの一員であるという意識を持たせることで、離職率を低下させる狙いもあります。

「この会社だからこそ働きたい」と思ってもらえれば、エンゲージメント高く貢献してくれる人材として成長させられるでしょう。

コスト削減

リモートで十分なコミュニケーションができるチームを作れれば、重要な会議や経営に関わる相談であってもリモートで対応できます。

直接オフィスに集合したり、遠方から出張させたりするコストを大幅に短縮しやすくなるでしょう。

テレワークのストレス解消

テレワークは万人に向いているとは限らず、なかには孤独感を抱えてしまう人も少なくありません。

適度にコミュニケーションを取りながら適切なチームビルディングをすることで、ストレス解消に役立つ効果も期待されています。

リモートでチームビルディングを成功させるポイント

ここでは、チームビルディングをおこなう際の注意点を紹介します。

メリットが高いように見えるチームビルディングですが、より効率よく運用する方法も認識しておきましょう。

ゲームを取り入れて参加意識を高める

ゲームスタイルでチームビルディングをするなど、誰でも気軽に参加できる方法を模索していきましょう

誰でも気軽に参加できるように工夫すれば、ハードルも下がり、チームビルディングを浸透させやすくなります。

目的に応じたゲームを採用する

目的に応じたゲームを採用し、高い効果を狙っていきましょう。

複数回ゲームを実施し、回数ごとに目的を変え、ゲーム内容をアレンジしていくこともおすすめです。

目標やゴールを明確にする

目標やゴールを明確にして、全体への共有を図りましょう。

ただゲームを楽しんだり自分のアピールをしたりすることに終始しないよう、目的意識を持って取り組むことが重要です。

事前に通信環境を確認する

インターネット環境を事前に確認し、当日の通信がスムーズになるよう対策していきましょう。

また、Web会議システムの操作方法を周知しておくなど工夫を凝らし、接続し次第すぐ始められるようにするのが理想です。

振り返る時間をつくる

ゲームをしたまま終了せず、感想や意見を積極的に交換しましょう。勝敗の原因をフィードバックし合うことで、個々の強みや弱みも見えてきます。

また、振り返る時間を設けるとあらかじめ伝えておけば、全体を俯瞰しながらゲームに参加しやすくなるというメリットも生まれます。

顔出しを原則とする

原則としてゲームは顔出しでおこない、対面と変わらないコミュニケーションを演出することがポイントです。

事実、オンラインコミュニケーション協会が行った調査によれば、顔を出さずに対話することが意見対立、合意形成にかかる時間、意思決定の質に悪影響を与えることが明らかになっています。チームビルディングの場面においても、顔が見えるか見えないかで効果の大きさは変わってくるでしょう。

相手の表情や仕草がゲームに影響することもあれば、顔を見ながらコミュニケーションすることがストレス解消になる効果も期待できます。

参加者の都合を考慮する

参加者の都合を考慮し、業務に大きな影響が出ない範囲でおこないましょう。

また、業務時間外での実施などプライベートを阻害するような開催は避けることもポイントです。ゲームに参加すること自体を楽しんでもらえるよう対策することがおすすめです。

リモートでもできるチームビルディングの種類

ここでは、リモート環境でもできるチームビルディングの種類を解説します。

自社の目的に合ったものや、最初のうちは短時間かつ準備が要らないものから取り組むなど、ニーズに応じて選定していきましょう。

ゲーム

コミュニケーションゲームをおこない、正確な情報のやり取りを目指す方法です。

ゲームとして取り組めるためハードルが低く、例え結果がふるわなくても真正面から受け止めることが可能です。また、「話す・聞く・読む・書く」など基本スキルを向上できるようなゲームも多く、トレーニングの一環としても効果的です。

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アクティビティ

パーティー・運動会・イベントなど、アクティビティを実施する方法です。

リモートで実施する場合、新入社員の歓迎会や誕生日会などを開催し、気軽なコミュニケーションをするのがよいでしょう。対面で実施できる場合は、季節に合わせてお花見やバーベキューをするのもおすすめです。

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研修・ワークショップ

研修・ワークショップを開催し、知識やノウハウを習得をする方法です。

全社的に実施する研修より気軽に参加しやすい「勉強会」のようなイメージで企画すれば、参加しやすくなるでしょう。また、チームビルディングについて学ぶ研修などもおすすめです。

1on1ミーティング

1on1ミーティングをおこない、普段の業務や自分のモチベーションを見直す機会を設ける方法です。

普段は口にしづらい疑問や意見を吸い上げやすく、メンバーの想い・ニーズも把握しやすくなるでしょう。単発で終わらず定期的に1on1ミーティングをしていけば、振り返りの機会としても役立ちます。

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リモートのチームビルディングには ourly profile

ourly profile(アワリープロフィール)は、個人のプロフィール機能や組織図機能などにより、組織のサイロ化を解消する社内コラボレーション創出ツールです。

3つの大きな特徴により、勤務形態・メンバー数にとらわれず、マネージャー(リーダー)とメンバーの相互理解を促します。

  • 人となりが一目でわかる自己紹介画面
  • 独自の探索機能により、思いがけない出会いを創出
  • 組織図により、チーム・部署を超えて組織を理解できる

こうした特徴から「この人こんなスキルを持ってたんだ!」「Aさんはこんな趣味・経験があったのか!」などの気づきを生み出し、効率的なチームマネジメントコミュニケーション円滑化を実現します。

チーム単位での導入も可能で、ユーザー規模に応じた料金をご用意しております。詳しくはこちらからサービスページをご覧ください。

サービスページはこちら

リモートでもおすすめチームビルディングゲーム10選

ここでは、オンラインでできるおすすめのゲームを紹介します。

チームコミュニケーションの活性化やチームビルディングに役立つものをピックアップしているため、参考にしてみてください。

以下の記事では、対面でもできるチームビルディングゲームを紹介しています。

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自分史ワーク

参加人数:3人以上
所要時間:1人5分程度×人数

自分史ワークは、自分の経歴を分かりやすく伝えるコミュニケーションゲームです。

話し終わったあとに参加者から質問を受け付けるなど工夫すれば、活発なコミュニケーションができるでしょう。

趣味や学生時代の部活など、共通項を探すためにも便利です。

共通点探しゲーム

参加人数:2人~
所要時間:10分~

共通点探しゲームは、参加者同士の共通点を探すゲームです。

少人数単位で実施して見つけた共通点を数を競うことも、チーム全体に共通する要素を探すことも可能であり、多様な取り組みができます。

条件プレゼンゲーム

参加人数:1チーム4人~
所要時間:1時間~

条件プレゼンゲームは、与えられたキーワードを網羅するプレゼンテーションをするゲームです。

限られた時間で人の興味を惹くようなプレゼンづくりをするため、実践に役立ちやすい取り組みだと言えるでしょう。

上手く役割分担することで効率化が図れるなど、自発的な工夫を呼び起こしたいときにもおすすめです。

質問ゲーム

参加人数:2人~
所要時間:30分~

質問ゲームは、お互いに質問を繰り返しながらどれだけ多くの情報を集められたかを競うゲームです。

一問一答のようにテンポよく進むため飽きが来ず、中だるみしづらいこともメリットだと言えるでしょう。

他己紹介ゲーム

参加人数:4人~
所要時間:30分~

他己紹介ゲームは、自分ではない別の参加者を魅力的に紹介するゲームです。

質問タイムとプレゼンタイムを設けて情報収集する段階から始めたり、日常のやり取りのなかで魅力と感じるポイントを紹介したり、さまざまなアレンジができます。

グッドオアニュース

参加人数:4人~
所要時間:1人1分~

グッドオアニュースは、限定された期間のうちに起きたいいニュースを紹介するゲームです。

「24時間以内に起きたいいニュース」「今年のビッグニュース」など、期間やテーマを指定すればより盛り上がりやすくなるでしょう。

話者の価値観や目の付け所を共有しやすく、お互いの理解を促進します。

十人十色ゲーム

参加人数:14人~
所要時間:30分=~

十人十色ゲームは、ひとりの回答をあらかじめ他のメンバーで予測し、正誤を判定するゲームです。

「昨日の夜ご飯は何か」など日常生活に関する質問から、「入社の決め手となったのは何か」など仕事に関連する質問まで、内容を変えることで雰囲気も変わりやすくなることがメリットです。

人狼ゲーム

参加人数:10人~
所要時間:1時間~

人狼ゲームは、メンバーの誰が人狼の役割をしているか、話し合いををしながら当てていくゲームです。

話し合いのみでひとりずつメンバーを指名し、ゲームから離脱させるゲームであるため、スリルある取り組みとなるでしょう。

また、高度な心理性が要求されるため、ちょっとした気分転換にも向いています。

ワードウルフ

参加人数:5人~
所要時間:30分~

ワードウルフは、ひとりだけ異なるテーマについて話している人を見抜き、指名するゲームです。

本当のテーマが何であるかは全体に知らされていないため、自分だけが異なるテーマを与えられている可能性も考え、バレないよう内容を探っていく必要があります。

人狼同様緊張感を味わえるゲームでありながら、比較的短時間で実践しやすいことが特徴です。

【資料】エンゲージメント向上に繋げる社内コミュニケーション施策の設計方法

社内コミュニケーションの活性化は、組織にあった施策を適切に行い続けることで実現します。しかし、組織にあった施策を選ぶことは難しく、成果も見えづらいため、活性化に成功する企業は多くはありません。

そこで弊メディアでは、「自社にあった社内コミュニケーション施策の選び方」、「施策設計方法」「活用事例」をまとめた資料を作成しました。

組織の離職率やエンゲージメントスコア、理念・文化の浸透にお悩みの方は是非ご覧ください。

資料はこちら:https://ourly.jp/download_internalcommunication/

リモートでチームビルディングにはゲームがおすすめ

リモートワーク中には、オフィス勤務時以上にチームのコミュニケーションに気を配る必要があります。

適切なチームビルディングができていれば、時間・場所に捉われない働き方をしていてもパフォーマンス高く業務を遂行しやすくなるでしょう。

今回紹介した取り組みを参考に、チームビルディングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

Kenta Nakanishiのアバター Kenta Nakanishi ourly株式会社 マーケティングチームメンバー

ourlyのメディア担当。
12年間のサッカー経験を活かして前職ではスポーツメディアの運営に携わる。
その経験を活かしてourlyのメディア担当としてourly Mag.とourlyの成長に全力コミット中。

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