MENU

社内報の書き方を5ステップで紹介|挨拶文の書き出しに悩む貴方へ!

URLをコピーする
URLをコピーしました!

社内報を作成しても、なかなか読んでもらえない経験は多いでしょう。社内報はただ作るだけではなく、読者の興味を引くためにはいくつかの工夫が必要です。これらの慎重な準備があれば、初めて読まれる社内報に生まれ変わります。

この記事では、社内報を書き始める前に注意すべきポイントや、具体的な書き方、そしてデザインについても触れながら、読者の関心を引くためのヒントを紹介します。

本記事で紹介している実物の社内報(紙・Web)は、株式会社ビットエーで過去に実際に発行したものです。一事例としてぜひ参考にしてください。

また以下の記事では、社内報に関する様々な情報をまとめてますので、ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
社内報とは?目的やweb社内報との違い・企業事例3選 社内報は、企業と従業員間のコミュニケーション手段として日本企業に古くから取り入れられている手法のひとつです。 コロナを経て人材の流動化が激しくなるなかで「自社...

社内報におけるお役立ち資料をご覧いただけます


社内報は、企業の情報共有や社員間コミュニケーションの促進などに効果的な手法です。社会的に人材の流動化が激しくなり転職が当たり前になる中で、社内報を通した情報共有の重要性はさらに高まっています。

従業員に読まれる社内報の効果的な制作・運用を目指したい方に、今まで多くのインナーコミュニケーションや社内報を検討してきたコンサルティングの立場から、各種お役立ち資料をお届けします。

社内報のKPI設定方法執筆方法ネタツール比較など、お困りの担当者はぜひ参考にしてみてください。

お役立ち資料をダウンロードする
目次

社内報を書き始める前に

社内報を書き始める前に、確認するべき事項がいくつかあります。以下のことを整理しておくことが、読まれる社内報の作成につながります。

  • 社内報の目的は明確化
  • ターゲットは明確か
  • ネタ(企画)は目的に合致しているか

それぞれに関してはこちらの記事で詳しく紹介してますので、ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
社内報とは?目的やweb社内報との違い・企業事例3選 社内報は、企業と従業員間のコミュニケーション手段として日本企業に古くから取り入れられている手法のひとつです。 コロナを経て人材の流動化が激しくなるなかで「自社...

社内報の具体的な書き方-5ステップ-

社内報は通常、「タイトル(大・小)」「リード文」「本文」の3つで構成されます。魅力的なタイトルで読者に内容を想像させ、次にリード文で記事のポイントを簡潔に紹介します。

この章では、読まれる社内報の具体的な書き方を5ステップに分けて紹介していきます。

また、新入社員・中途社員に求められることの多い社内報での自己紹介の書き方についてはこちらの記事をご覧ください。

あわせて読みたい
社内報の自己紹介のテンプレート集|30字から面白い例文を紹介! 新入・中途社員にとって自己紹介は、その会社でのはじめの一歩になります。また、社内報で自己紹介をすることは、多くの社員に読んでもらえたり、新入・中途社員のアピ...

1:伝えるポイントを絞る

まず初めに、伝えるポイントを絞る必要があります。なにもかも1つの記事で述べようとするのではなく、1つずつ丁寧に紹介することを心がけましょう。

2:アウトラインを作成する

伝えたいポイントを絞った後、アウトラインを作成することが重要です。アウトラインを作成せず、いきなり記事を執筆し始めることは、冗長な文章につながります。また、デザインなど記事の見栄えも、アウトラインなしでは失敗する可能性が高まります。

この記事では、「お花見」「企業対抗駅伝大会に出場」「社内勉強会に潜入」という見出しを設け、それぞれの配置を最初に決めました。もし余裕があれば、写真やイラストも適切な位置に配置すると、効果的です。

3:タイトルを書く

アウトラインを作成後、タイトルを決めましょう。読者の興味を引くためにも、タイトルは非常に重要です。

この記事では、「CLUB ACTIVITIES」というシンプルなタイトルを使っています。また、小タイトルとして、「ACBitan」・「ボードゲーム部」・「リアル脱出部」を設けています。

読者は企業の全従業員およびそのご家族です。シンプルなタイトルを採用することで、誰もが内容を理解しやすく、スムーズに読み進められることを期待しています。

タイトルの書き方

タイトルの書き方として押さえておくべきポイントは、
⑴内容が想像できる
⑵ユーモアや装飾デザインなど、オリジナリティを出す

の2点です。

あえて内容を想像できないようなタイトルにすることで、読者に興味を引かせる手法もありますが、基本はそのタイトルから内容が想像できるものにしましょう。

また、内容を表す単純な言葉だけでは面白みがなく単調で、読者の読む気を上げることはできません。ユーモアのある言葉選びをしたり、デザインで装飾をしたりと、オリジナリティのあるひと工夫をすることが、読者を引きつけるポイントになります。

社内報全体のタイトルの付け方については、こちらの記事をご覧ください。

あわせて読みたい
社内報タイトルの付け方とは?事例7選やコツ、避けるべきタイトルを解説 社内報を発行する際、タイトルで各企業の個性を表現したいと考える方もいるでしょう。 例えば、本を購入する際、最初に注意を引くのはそのタイトルです。同様に、社内報...

4:リード文を書く

タイトルを決めた後、リード文を作成します。リード文とは、本文に入る前にその記事で何を述べているかなど、記事の魅力を読者に伝える短い文章のことを指します。

多くの読者は最初にリード文を読み、その記事に自分が求めている情報が含まれているかを判断します。だからこそ、記事を開いてくれた読者を引き留めるためにも、リード文に十分な工夫が必要です。

リード文の書き方

リード文の書き方のポイントは、
⑴その記事でどんなことを述べるかを示す
⑵その記事に対する想いを記す

⑶執筆者の自己紹介をする
の3点です。

これら全てを含める必要はありませんが、記事に合わせて要素を選択しましょう。
リード文は、その記事を読んでもらうか判断してもらうためのものと言って良いでしょう。その記事をどんな人に、どれくらいの熱量で読んでもらいたいのかを想定した上で、それを伝えられるようなリード文を作成します。

リード文の例

具体的にイメージしやすいように、上記弊社社内報のリード文の例を紹介します。

5:アウトラインに沿って本文を書く

タイトルやリードを作成後、本文を執筆します。記事を書き始める前に明確にしたことや、アウトラインやタイトル、リードの全てが本文を読んでもらうために行うことです。

つまり、本文は一番重要であり、次回以降も読みたいと思われるような文章を目指しましょう。

文章のまとめ方

文章のまとめ方のポイントは、
⑴内容を箇条書きで書き出す
⑵内容の取捨選択
⑶肉付けを行う

の3点です。

文章を実際に書き出す前に、まず⑴記事の内容として書きたいことを箇条書きで書き出しましょう。この時は、文章の構成を考えることはせず、思いつくことを書き出す作業と割り切ることが大切です。

その後、⑵内容の取捨選択を行います。文章の流れや量を考えながら、必要なものと必要で無いものを分類しましょう。

そして最後に、肉付けを行います。箇条書きの文を基に、それらを一つの記事となるように、必要な言葉を加え、調整しましょう。

文章の書き出し方

文書の書き出し方のポイントは、
⑴季節柄や時期に合ったあいさつをする
⑵その記事の概要を述べる
⑶執筆者の自己紹介をする

の3点です。

これら全てを含める必要はありませんが、記事に合わせて書き出しを選択しましょう。
⑶「執筆者の自己紹介をする」は、上記リード文で自己紹介をしなかった場合に行いましょう。

書き出しの例

具体的にイメージしやすいように、上記弊社社内報のリード文の例を紹介します。

書き出しに関して必要以上に悩む必要はありません。もしうまい例が思いつかなければ、上記3点のうちどれかを行うか、また過去の自社の社内報の書き出しを参考にするのも良いでしょう。

【資料】エンゲージメント向上に繋げる社内コミュニケーション施策の設計方法

社内コミュニケーションの活性化は、組織にあった施策を適切に行い続けることで実現します。しかし、組織にあった施策を選ぶことは難しく、成果も見えづらいため、活性化に成功する企業は多くはありません。

そこで弊メディアでは、「自社にあった社内コミュニケーション施策の選び方」、「施策設計方法」「活用事例」をまとめた資料を作成しました。

組織の離職率やエンゲージメントスコア、理念・文化の浸透にお悩みの方は是非ご覧ください。

資料はこちら:https://ourly.jp/download_internalcommunication/

読まれる社内報を書く3つのポイン

前の章では、社内報の書き方のステップを紹介していきました。では、実際にどのような内容の社内報が読まれるのでしょうか。そのポイントをいくつか紹介していきます。

読み手の気持ちになって書く

まず、読み手の気持ちになって書くことが非常に重要です。読者は企業のどのような話題に興味があるのか、またどれくらいの文章量なら読みたいと思うかなど、さまざまなことを考える必要があるでしょう。

読まれる社内報を作成するためには、作成者の一方的な情報の押しつけではなく、作者と読者双方の理解が大切です。

文字やイラスト、写真のバランスを意識する

文字ばかりの社内報を読みたいと思う読者は、多くはないでしょう。そのため、イラストや写真を効果的に用い、文字とのバランスを取る必要があります

上記画像は、新入社員を紹介する社内報の記事です。新入社員の顔写真を並べ、その下にプロフィールやコメントを記載しています。記事全体のバランスがとれており、どこに誰の何の情報が記載されているのかすぐにわかるでしょう。

このように、写真やイラストをバランス良く用いることにより、読者が記事を一目見たときに、読みやすそうと思えることにもつながります。

社員に仮読みしてもらう

社内報を発行する前に、社員に仮読みをしてもらうことも効果的でしょう。

発行後に社員からフィードバックをもらうことも有効ですが、発行前に仮読みをしてもらうことにより、作者では気づけなかった社員の気持ちや興味を記事に組み込むことができます。

記事執筆ノウハウ -社内報運用の教科書-

web社内報サービス「ourly」の運用や、人事担当者向けのメディア「ourly Magazine」を運営している弊社では、これまで経験から、社内報制作にも活かすことができる記事執筆のノウハウを資料にまとめました。

  • 一般メディアと社内報の違い
  • 記事執筆の流れ
  • 記事を読みやすくするコツ

について詳しく紹介していますので、ご興味お持ちの方はぜひご覧ください。

「記事執筆のノウハウ」ダウンロードはこちら

読まれる社内報制作を実現 ourly

ourlyは、組織改善に特化した全く新しいweb社内報サービスです。

web知識が一切不要で、誰でも簡単に投稿できるだけでなく、閲覧率や読了率(記事がどこまで読まれているか)などの豊富な分析機能が特徴的です。

またourlyは、社内報運用を成功に導くための豊富な伴走支援体制に強みがあり、web社内報としてだけでなく組織課題を可視化するツールとしても魅力的なツールとなっています。

ourlyの特徴

  • SNSのように気軽にコメントできる仕様で、社内のコミュニケーション活性化を実現
  • web知識が一切不要で簡単に投稿できる
  • 豊富な支援体制で社内報の運用工数を削減できる
  • 分析機能に特化しており、属性・グループごとにメッセージの浸透度がわかる
  • 組織課題や情報発信後の改善度合いを可視化することができる

従業員にメッセージが伝わっているかわからない」や「web社内報を活用して組織改善したい」という方におすすめのweb社内報ツールです。

サービスページはこちら

社員に読んでもらえる社内報をつくろう

社内報は読まれなければ、発行する意味がないとも同然です。多くの読者の気を引くためにも、入念に準備をする必要があります。

読者のことを十分に考え、誰もが次回を楽しみにするような記事を作成したいものです。

ourly Mag. メールマガジン

インナーコミュニケーションのノウハウや海外事例などを限定配信中!

詳しくはこちら


効果の見えづらい社内施策にお困りではありませんか?

ourly(アワリー)は、従業員の組織関心度を可視化できるweb社内報CMSです。
データを基に、理念や企業文化の浸透を着実に実現します。

ourly ボトムバナー

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Kosei Shimomuraのアバター Kosei Shimomura ourly株式会社 マーケティングチームメンバー

ourlyデジタルマーケ担当。5歳からずっとサッカーをやっており、フィールドではそのすばしっこさから「慶應のピカチュー」との異名を持つ。
広告運用や、webページの改善などでも素早く作業することを信条としており、次は「ourlyのピカチュー」を目指している。

目次
閉じる