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【マインドPJ#7開催】‘提案思考とは、「生きている証」’

『本記事はweb社内報ourlyを用いて投稿された
株式会社リブ・コンサルティングの社内報記事を、一般向けに公開したものです』
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株式会社リブ・コンサルティング

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①人は言葉から作られている
マインドを考える際に、言葉というのをどのように捉えるのかというのがそもそもあると思っています。人間って結構言葉に囲まれていますよね。ある人がどういう人かなと思った時にその人の口癖だったり、使う言葉で個性が決まってくるということも結構ありますよね。自分が使う言葉によって、その人の人格の何割かは形作られていると思っています。
だとしたときに、マインドを深めていくということは非言語的な無意識を意識化、つまり言語化していくということだと思います。

②マインドはインサイドアウト
さらにマインドを深めていくプロセスは別の言葉で言うと「インサイドアウト」なんだと思います。

私は定期的に、思い出深い出来事を振り返り、自分がどんな軸を大事にしているかを言語化しています。そして、その軸とLiBマインドとを紐づけていくというインサイドアウトのアプローチをしています。そうしたアプローチをするなかで、自分が思う提案思考とは「生きている証」ということだと考えています。なぜ、43年間生きていくなかでここに至るようになったかというのをお伝えしていきたいと思っています。

③提案思考とはスキルなのか、マインドなのか

そもそも提案思考を考える上で、提案思考って「スキル」なのか「マインド」なのかという話があると思っています。当然、スキルとマインドはまるっきり切り離せないですが、私自身は「マインド」が先立つものだと思っています。なぜ、そのように考えているのかをお伝えしていきたいと思います。

④提案思考の分かれ目~あなたはどうしますか?~

何が提案思考のマインドのある人とない人を分かつものが何なのかを考えたときに、一つは”老荘思想”じゃないのかなと思いました。

左側は、いわゆる、与えられたものは与えられたものであって、人生は与えられたものの中で終わっていく、自然に比べたら人間なんて小さいもので、変化があるとすれば運の部分だけど、それも与えられたもので、基本決まっているから、あんまり抗おうとしても仕方がない、自分の人生や運命は変わらないものだという考え方です。このような考え方も哲学の一つとしてあると思います。

一方で、右側は、”人”中心主義的な、意志の世界があって、AさんとBさんを分けるものは与えられたものではなく、その人の意志によって変わるものであるという考え方もあると思います。

どちらが良いというのはもちろんないのですが、提案マインドには前提として、この分岐があるのかなと考えています。

上の画像の状況を考えてみてください。こんな状況があります。皆さんならどうしますか?

この状況に対して、まず、”注意をする”というのと”素通りをする”という分岐があります。そこには葛藤がある。自分の子供の世代と同じだから注意をするとか、あるいは、仲間だったら言う、知らない人だったら言わないという分岐もあると思います。先ほどの左側の考えのように、ここで注意しても究極大きなシステムは変わらないだろうという考えもあるだろうし、やっぱりここは言わなくてはならないという考えもあると思います。この見た、見てしまった状況に対して、どのラインでいくのかというのが提案マインドだと思うんですね。

⑤提案思考の4象限

さらに、この提案というのを区分したのが下の4象限図です。

まず、イシュードリブンでやっていく人と、その人の将来とか社会意識でやっていく、ピープルドリブンな人がいると思います。

あとは、ほんとにその人のためにと思ってやっている人もいれば、最後は何か自分に戻ってくるということを考えながらやっている人もいると思います。先ほどの提案をするしないの分岐で、提案する方に行ったとしても、さらにこうした分岐があると思います。

提案をしたとしても、本当にその人のためになっていると思わないものって、結局は響かないですよね。それは提案マインドとは言えないかもしれない。

ちなみに僕に関して言うと、ベースとしては左上の要素が強い人間で、後天的にイシュードリブンな要素も加わっていったと思います。じゃあ、自分はどのようなプロセスを経てそうなったのかを、幼少期の頃から振り返って考えてみました。

⑥権田さんの考える提案思考

そこから10年、20年、30年経って、提案思考を「生きている証」と考えたのは、”関わる全ての人の人生を1ミリでも幸せに近づけたい”というのを自分のためにもやっているからだと思います。

ただ、冷たい人間かもしれないんですけど、世界のいろんなところで起きていることや、さらに言うと日本で起きていることも含めて、私が幸せをお届けできるかというとそこまでは向いていないんです。

じゃあ、幸せに近づけたいと思っている対象は何が起点になるかというとライフウェイクなんです。ライフウェイクを見てしまった時点で、もうほっとけない人生になってしまうんですね。

先ほど、自然か意志かというお話をしたと思うのですが、自分は意志や出会いによって変わると思っています。そして、”完成ってないよね”、人生は自分も相手も現在進行形だから、介在余地が必ずあると思っています。それは誰に対してでもです。そうしたグロースマインドセットがあります。

ここからはさらに自分と他人(相手)ということに関して、お話できればと思っています。

自分の人生って何のためにあるのだろうと考えていたことを踏まえると、自分の人生に意味を持つとしたときに、自分のためということは必ず何割かはある。ただ、結局、自分は人の中でしか生きていけない、生きていくものなのだろうとも同時に思っています。

提案をするということはその所作を通じて、自分自身を誰かに残していくことだと思っています。逆に言えば、権田という人間は100%権田ではなくて、いろんな人の言葉を通して影響を受けて、権田の部分は5%~10%くらいかもしれない。でも全然それでいい、そういう自覚があったうえで、僕が関わった人も何%かは僕の成分が入っているだろうなと思っています。そうしたときに自他の境って実際はないんじゃないか、実は素粒子レベルでは人と人は成分を交換しあっているそうなんで、ちょっと壮大かもしれないですが、「自他の境はもうない」そのような世界観で僕は提案思考というのを捉えています。

⑦終わりに~「提案思考」にかかわる3つの言葉との出会い~

最後に提案思考にかかわる、3つの言葉との出会いについてお話をします。

一つ目は五木寛之先生の「大河の一滴」です。流れる時間の中で、その1人の1滴として、何か役目を全うしながら、その時間を過ごしてるんだろうな、ということを年とともに感じるようになってきました。

二つ目は「一隅を照らす」です。元は親鸞の言葉で、60億分の1という微々たるものなんだけど、それぞれの場所で一つを照らすことが、いろんな形で対外的なつながりを持ち、広がっていき、世代を超えて次に繋がっていく。僕もその一つの役割を担っているのだろうなと感じた言葉です。

三つ目は障がい者支援をされている方の言葉で、自他の境界がない感覚というのをまさに表した言葉で、とても共感を覚えた言葉です。

ということで少し壮大な部分もありましたが、私の考える提案思考「生きている証」ということについてお話をさせていただきました。皆さんが考えている、考えてきたものと何か通じる部分があれば、僕としては幸せです。

リブ・コンサルティングとしてインパクトカンパニーを作っていくという点でも、提案思考は礎であると思っています。リブ・コンサルティングを通じて、今かもしれないし、10年後、20年後かもしれないですが、その会社さんのBefore→Afterを生み出していくなかでの、時間の流れ方や関わり方は提案思考という考え方から、インパクトカンパニー作りに繋がっていくものなのだろうと思っています。

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