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社内報に適切な文字数はありますか?には「とりあえずxx文字以内で!!」と返している

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※今回は主にwebの社内報に関連する記事です。

やっぱり社内報というのは特殊な分野で、あまりノウハウが共有されることもなく各社が暗闇の中になんとか模索している感じがします。
私たちは、そのノウハウによって社内報運用がうまくいき、組織の活性化に繋がるのであれば、どんどん公開していこうというスタンスなので、ourlyのデータからわかったことは積極的に共有していこうと思っています。

今回は多くでる質問のうちのひとつ。
「どのくらいの文字数が記事として適切なんでしょうか・・・?」に対するourlyの回答です。

目次

前提:ourlyでとれるデータについて

ourlyでは、

  • 記事をどれだけの人が見たのかという閲覧率
  • 最後まで記事を読んだのかという読了率
  • コメントや「いいね」などのリアクション率

を記事ごとにとることができるようになっています。

今回はその中で読了率と文字数の関係性を述べさせていただければと思っています。
ourlyでは、読了率を2つの指標から算出しています。

  • 記事の最後までスクロールしたかどうか
  • 記事の文字数を読み終わるのに、適切な時間滞在したかどうか

もちろん上記2つで、完全に読了が判定できるわけではないですが、スクロールだけではなく文字量と合わせた滞在時間も考慮しているので、それなりに精緻な値をとることができています。

3,000字までは横ばい、そのあと読了率はどんどん下がる

下記は、ある期間のourlyクライアントの記事の文字量と、その記事の読了率の関係性を示したグラフです。クライアントごとに読了率などはある程度揺らぎがあるので、複数クライアントのデータをマッピングしています。

多くの記事は、1,000-2,000字の間に位置していることがわかります。ちなみに、平均は1,400字程度となっています。
つづいて、文字数ごとの平均読了率は下記のようなデータになります。

3,000字まではそこまで読了に変化がないのに対して、3,000字を超えたあたりから、読了率が下がっていくのがわかります。
まだこれから多くのデータが溜まっていくと少しはデータが変わるかもしれませんが、なんとなく私の直感ともあっています。

というのも、社内報は業務時間の中で見られることも多く、忙しい中時間を割いて読むことになります。
文章を読むスピードが600文字/分だとすると3,000字で5分程度。確かにこれ以上の時間を割くのは心理的なハードルにもなりそうです。

とりあえず、3,000字はこさないのが無難

これらのデータから私たちは3,000字を超える場合は、短くできる部分がないか、前半後半で分けられないかなどを検討することをおすすめしています。

ひとつの参考にしてみてください。

Web社内報サービス「ourly(アワリー)」を提供する弊社では、ourlyのデータからわかる実際の社内報データをもとに、社内報運用のノウハウやコツを数多く紹介しています。その他のノウハウはこちらからご覧いただけます。

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この記事を書いた人

Nozomu Iinoのアバター Nozomu Iino ourly株式会社 執行役員CMO

ourly magazine編集長。
業界No.1のAI特化型メディア『Ledge.ai』元編集長。
大手メーカーでユーザビリティエンジニアに従事したのち、株式会社ビットエーに入社しAI関連の新規事業の立ち上げを行う。
新規事業のチームを株式会社レッジとして子会社化し、執行役員に就任。新規商材の開発や事業のグロースに携わる。
現在はエグゼホールディングスにて新規事業開発の業務に従事。

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