2019~2023年 第6回 K-na賞ノミネート者 エピソード紹介 『「閃き」を信じて「アイディア」を行動に移す』『ひとりひとりのお客様に心から寄り添う』『こんな今だからこそ、新しい仲間のために 』
※平成観光では「平成観光らしさ=平成ism」の具現化と、独自性・創造性溢れる企業文化の醸成を目的として「K-na賞」制度を設けています。既存のしくみや価値観にとらわれない自由な発想を通じて身近な職場で働く仲間に活力を与えるような社員を、定期的に開催される社員集会「K-nation」にて表彰しています。
宣伝企画課 前田 満聖 『「閃き」を信じて「アイディア」を行動に移す』
その日は、今年の春に入社した新卒社員の皆さんのグリーン研修1回目の日。社内報のページ作成のために写真を撮りに行こうと思っていた所でした。
そんな時に「社内報の特集で、今日の研修の感想を新卒社員に聞いてみても良いですか?」と前田さんに声をかけられました。研修のページは報告という形式を取る事が多く、毎回似たような感じになってしまうため、素晴らしいアイディアだと思いました。
しかし、私はインタビューするタイミングに頭を悩ませていました。研修後にお時間を頂く事や、休憩時間に割って入るのも申し訳ない。そもそも、インタビュー自体可能なのか…。
そんな中、前田さんが担当店舗業務でコミュニケーションをとっている竹内主任に新卒社員にインタビューができるようにアポイントを取ってくださり、無事インタビューの時間を頂く事ができました。インタビューの際もただ感想を聞くだけではなく、雑談や日常の話などを自然に織り交ぜて、どんどん聞き出しいく前田さん。最初の私の不安など消え去っていました。
ワンパターンなルーティンにはまらずに「閃き」「アイディア」を活かす事はとても大切だと思います。閃きを気のせいだと胡麻化さず、信じて行動に移す姿勢はすごいなと思いました。
「ありがとうございました」と前田さんからお礼の言葉をいただきましたが、私の方こそありがとうございました、です。
そういった感謝の言葉が自然に出る前田さんの人柄も、今回のインタビューの際に新卒社員の方も安心してインタビューに応じてくれたのだと思いました。
推薦者 / 宣伝企画課 中村 哲子
伊賀上野店 アルバイト 澤田 真裕美 『ひとりひとりのお客様に心から寄り添う 』
伊賀上野店には、足が悪くいつも電動カートで来られる年配の常連様がいます。2年前くらいまでは普通に歩ける程度でしたが、年々体の調子が悪くなっていて今では、補助なしでは歩けない、会話も覚束ない、意思疎通が難しくなってきております。
そんな中、澤田さんはそのお客様の為に、オリジナルひらがな言語表を作成しました。発声が難しい際にはそれを使用してスムーズな対応が出来るようになり、お客様自身も電動カートに常時保管され、生活のサポートにもなっているようです。澤田さんはベテランアルバイトですが、ただ長く働いてる訳でなく、彼女の行動、言動にはお店やお客様への想いが伝わります。
後輩アルバイトの教育、お客様との会話、ホールでのリーダーシップ、どれを取っても、皆の見本となる立ち振る舞いが見られます。そんな彼女はお店にとって欠かせない存在であり、イズム体現者だと感じております。
推薦者 / 伊賀上野店 古橋 正教
経理・総務課 後藤 由郁 『こんな今だからこそ、新しい仲間のために』
本社の総務・経理課に新しく入社された峰さんの出社初日の朝、彼女の机の上に一枚のカードが置いてありました。
それは後藤さんが1から手作りしたもので、本社のみんなの写真と名前が書かれていました。今はコロナでみんなマスクをしているし、歓迎会も出来ません。
その中でウェルカムと書かれた紙が置いてあるのは嬉しかったと思いますし、緊張も少し和らいだのではないかと思います。当時、経理は人が減って毎日毎日忙しくしていました。
そんな中で、休憩時間やプライベートの時間を使ってまで新しい仲間を迎える気持ちが素晴らしいと思いました。
後藤さんは常にまわりを明るくし、人を喜ばせる事を考えています。それが、どんな時でも誰にでもできる事はすごい事だと思いました。
推薦者 / 経理・総務課 服部 美沙希