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【マインドPJ#6開催】‘感情移入も感謝の気持ちも「想像力 Imagination」’

『本記事はweb社内報ourlyを用いて投稿された
株式会社リブ・コンサルティングの社内報記事を、一般向けに公開したものです』
他社のオープン社内報はこちらから:https://ourly.jp/category/open-shanaihou/


株式会社リブ・コンサルティング

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「“100年後の世界を良くする会社”を増やす」をミッションに掲げ、
戦略・組織・オペレーションの領域すべてをカバーしながら、
成果にこだわったコンサルティングサービスをベンチャーから大手まで幅広く提供しています。

目次

これまでの経歴

冒頭にこれまでの経歴をご紹介させていただければと思いますが、大きくはリブでの経歴が10年と前職での経歴が10年です。

前職のコンサルティング会社には10年勤めており自動車業界に携わる仕事をしていましたが、3年経ったときに実業子会社への転籍をするという経験をしています。コンサル会社(親会社)が実業子会社を持って、実業での学びをコンサル会社にフィードバックをするということをしていました。分かりやすくお伝えすると、リブがプルーセルを運営するということと比較的近しい形だと思ってもらえればと思います。

その子会社では、自動車業態のFC事業の運営をしていました。前職の10年間のうち7年間は実業子会社にいたため、徹底的に現場の理解を深める経験をしました。

その後、2012年にリブの創業のタイミングで参画をすることになりました。リブに入社をし自動車事業部に配属され、3チーム目のチームを立ち上げるというところからスタートをしました。

新車のドメインから自動車流通の領域へのドメイン拡大をしようということで、前職での経験をもとに運営をしました。当然ゼロからの立ち上げだったので受注も付加価値もゼロだったのですが、そこでの経験が「感情移入」や「感謝の気持ち」のマインドの原体験となっているので、本日は当時のエピソードを中心にお話したいと思ってます。

次は2016年。0→1から1→10にするということで自動事業部と住宅事業部が混合している事業部、今でいうとSMBの原形みたいな形でミニSMBが4チームあった時代でした。その混合事業部は1年で解体することになり、2017年にもう一度インダストリーカットで、自動車事業部からモビリティ事業部に名称を変更するという形で再スタートしました。

その後は、2020年頃に成長戦略の一環としてクロスモビリティ事業部を組成して、2つの事業部体制で運営をした後、今の体制に至るというのが私のこれまでの経歴です。

一貫して自動車業界をクライアントとして事業づくりに奮闘してきた20年になりますが、これまでの経験を通して得てきた学びを今日は皆さんに還元できればと思います。

入社1年目”109打席”で学んだこと

リブに入社して1年目の出来事ですが、自動車事業部の新しく組成されたチームだったのでとにかく仕事を作らないといけないということで、1年間で109人の経営者と話をする機会を得ました。振り返るとここでの学びが非常に印象的だったので、出会った109人の社長の中でパターン分類をすることができたお話ができればと思います。109人の経営者をパターン分類すると、

A社長のように、自分の聞きたいことだけを確認するパターン
B社長のように、相手に関心を持って色々聞き出してくれるパターン
C社長のように、相手に関心を持って色々聞き出してくれることに加えて、「ありがとう」と感謝をしてくれるパターン の3パターンに分類することができました。
つまり、B社長は感情移入ができるパターン、C社長は感情移入に加えて感謝の気持ちを伝えられるパターンでした。

またさらに法則を発見したのですが、A社長よりB社長、B社長よりC社長の方が成長企業あるいは成長中の企業という法則を見つけました。この時、成長企業の経営者は、相手に感情移入したり感謝の気持ちを表すことができるんだなと痛切に感じました。

感情移入・感謝の気持ちの正体

もう少し深く考えてみると、上記のことは、結局”自己中”じゃないということだと考えており、自己中じゃないことと相手のことを考えられること、要は「WIN-WINで物事を考えられる」社長だからこそ、企業を成長させられるんだなと解釈をしました。

当たり前ですが、WIN-WINで物事を考えることで、良好な人間関係を作れますし、周囲の協力や助けを得やすいと思います。またWIN-WINを常日頃から考えていたら、自分自身がピンチに陥った時に、周囲も助けてあげよう、手を差し伸べてあげようと思いやすいと思っています。結果的にそれが仲間を生んで、企業の成長につながったんだろうと解釈をしました。

業界リーディングカンパニー社長から言われた一言

109人の経営者に会った中でも、特に印象に残っているのは一番最初に契約をしてくれた社長から言われた一言です。

営業数字を積み上げないといけない期末の12月に継続契約をもらいにいくタイミングで、その社長に言われたこととしては、「ところでウチの会社は、あなたの仕事の役に立っていますか?」ということでした。私はこの一言に痺れましたね。

自分勝手に考えないで、相手のことを考えられるか相手のためになることをできるかというWIN-WINを考えているからこそ、この社長は業界でリーディングカンパニーと呼ばれていて他社からベンチマークされ続けている会社なんだなと感じました。

この時の経験から、相手に感情移入をすることや感謝の気持ちを伝えることが、良好な人間関係を作り協力者を増やしていく、それによってWIN-WINの関係性を作っていくことが商売の本質なんだろうなと思いました。

一方で、感情移入が苦手な人もやはりいるなと思います。この感情移入を色々突き詰めて考えると、感情移入するということは相手に共感するということと同じではないんだなと思うようになりました。感情を”移入する”ということは相手の心に自分の心を移して入り込むということだと思うのですが、考え方によっては、相手に想いを馳せるとか、相手を眺め観察するだけで良いと考えているため、感情移入=共感ではないなと思います。

最後に

魅力的な経営者がやっていたことで私が真似していることを、たくさんある中で今日は3つお話できればと思います。

①WIN-WINで考える

先ほどから何度もお話していますが、WIN-WINで考えることは商売の原点であり原理原則だと思っています。これは仲間を集めていくためには必要な考え方だと思っていて、普段から自分本位にならないで相手のメリットを考えるという思考になっているかどうかが大事だと思っています。

②相談。ではなく、相談+報告。

多くの人は相談やレビューをして終わりですが、できるビジネスパーソンは相談して報告して終わります。当たり前のことではありますが、リブの社内を見渡していてもなかなかできていないなと感じています。

報告するというと部下が上司に対してするものという風に思われがちですが、上司が部下に報告することもあり得るのではないかと思っています。

ちなみに酒井調べでは、社長が社員に言っている言葉No1は、「あれどうなっている?」ということだと思っていて、この言葉をよく耳にするということは、社長に相談事項を持ちかけるけども報告をしていないんだと思います。当たり前のことですが、相談+報告を徹底することは大事だと思います。

③上機嫌でいること

私が会った中ですごいなと思う経営者は、すべからく上機嫌だなと思います。経営をしていると日々色んな事件が起きる中で、感情をコントロールするのは人間なので中々難しいと思うのですが、それでも感情をコントロールして不機嫌にならないで上機嫌を保っています。これはリーダーシップの要諦なのではないかとも思います。

やはり上機嫌でいれば人も寄ってきますし、社内の良いことも悪いことも情報が入ってきやすいですし、情報が入ってくると解決のスピードが上がるので私自身も上機嫌でいることを意識しています。業績に左右されるところもあるので中々難しいですが(笑)

ビジネスは信用信頼を積み重ね、協力者を増やしていくことが大事だと思っているので、そう考えるとこの3つはどれも満たしているのではないかと思ってます。

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