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【無料あり】社内SNSのおすすめツール比較7選!成功するポイントも解説

「社内SNSを導入して、社員同士の交流を増やしたい」
「社員が気軽に情報共有・キャッチできる場を作りたい」
そうした思いから「社内SNS」を検討している企業様の声をよく耳にするようになりました。

しかし、9割の社内SNSは失敗すると言われており、社内SNSを成功させるためには導入前の検討が非常に重要です。本記事では、おすすめの社内SNSツールや、導入後のよくある失敗と成功のポイント、メリットについて解説します。

目次

社内SNSとは?

社内SNSとは、社員同士が発信をおこない、コミュニケーションを取ったり、情報共有をしたりするための社内に限定されたSNS環境です。

社内SNSには、

  • 気軽なコミュニケーションが取れる
  • PCのみならず、スマホからもアクセスができる
  • 最新の情報を常にキャッチすることができる
    といった特徴があります。

おすすめ社内SNSツール16選

実際に社内SNSを導入してみようと思っていても、ツールの種類が多くて何を導入すればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、おすすめの社内SNSツール16選を紹介します。

【無料あり】Workplace

WorkplaceはMeta社が展開している社内SNSです。画面や操作感はFacebookと類似しています。「社内版Facebook」として、馴染み深く使いやすいことが大きな特徴です。

Workplaceの特徴

  • 社内版facebook
  • 馴染みがあるので使いやすい
  • モバイルアプリがある
  • 無料トライアルがある

Workplaceの月額料金プラン

  • 無料トライアル※最初の30日間は無料
  • $4USD/1名あたり(アドバンス)
  • $8USD/1名あたり(エンタープライズ)

URL:https://www.workplace.com/

【無料あり】LINE WORKS

LINE WORKSはLINE WORKS株式会社が展開する社内SNSです。日本で一般的に使用されているチャットツール「LINE」と同様の使用感なので、誰でも直感的に使用することができます。LINEの基本機能であるチャットやスタンプに加えて、掲示板・カレンダーなどのビジネスで使える機能も備わっています。

LINE WORKSにはいくつか料金プランがありますが、無料プランでも一定の基本機能が備わっています。無料プランの場合はビデオ通話の人数が最大4人・60分までといった追加条件があるので、使用したい人数を整理して確認する必要があります。

LINE WORKSの特徴

  • LINEと同じチャット・スタンプ機能
  • 掲示板・カレンダーなどビジネスの効率化ができる機能
  • 他社サービスとの連携機能
  • 無料で使用できる範囲が広い

LINE WORKSの月額料金プラン

  • 無料(※機能制限あり。30人まで)
  • ¥300/1ユーザー(ライト)
  • ¥500/1ユーザー(ベーシック)
  • ¥1000/1ユーザー(プレミアム)

URL:https://line.worksmobile.com/jp/

【無料プランあり】Slack

slackは世界で大人気のビジネスチャットツールです。150ヶ国以上で利用されており、日間アクティブユーザー数は1200万以上を誇ります。

チャットツールとして連絡を取り合うだけでなく、雑談用のチャンネルを作成してSNS形式で社内コミュニケーションを取ることが可能です。スタンプのカスタマイズ性も高く、自社ならではのスタンプを作成してリアクションをおこなうなど、組織の文化醸成にも寄与します。

雑談が生まれやすくなる外部ツールと連携することにより、会社側から雑談を促す施策を打つことも可能です。機能が豊富で自由度の高いツールであるため、運用方法次第で社内コミュニケーションを活性化することができます。

Slackの特徴

  • アプリでもブラウザでも使用可能
  • 豊富な外部とのサービス連携ができる
  • さまざまなファイルを簡単に共有できる
  • 無料でも十分に使える

Slackの月額料金プラン

  • 無料(※機能制限あり)
  • 960円/1名あたり(プロ)
  • 1,800円/1名あたり(ビジネスプラス)

URL:https://slack.com/intl/ja-jp/

【無料あり】みんマイ

みんマイは、ユニテックシステム株式会社が提供する、社内コミュニケーション自走化ツールです。

趣味や考え方などのパーソナルな情報を引き出す機能が充実している点や、ツール管理者が社員を選抜して会話してもらうマッチング機能など「社員同士のコミュニケーション活性化」に注力している点が特徴です。

みんマイの特徴

  • 充実したプロフィール機能
  • ツール上に限らないコミュニケーションを創出する機能が充実
  • 毎日社員が質問に答えられる機能で、雑談のきっかけに
  • 管理者側でメンバーを選定して会話させる機能

みんマイの月額料金プラン

  • 0円(10名まで・画像投稿は300枚まで)
  • 200円(ひとりあたり)
  • 300円(ひとりあたり)
  • 500円(ひとりあたり)

最低契約人数は25名。

URL:https://www.uts-navi.com/min-mai/

Yammer

YammerはMicrosoft社が展開する社内SNSで、X(Twitter)に近い感覚で投稿・閲覧・リアクションが可能です。「コミュニティ」と呼ばれる場所を作成し、コミュニティ内での情報共有ができます。コミュニティの作成は管理者も利用者もおこなうことができるので、社員が自発的に動くことも可能です。

YammerはOffice365のプランに含まれているので、Office365を導入している企業であれば実質無料で利用できます。

Yammerの特徴

  • 社内X/Twitter
  • Office製品との連携が可能
  • マルチデバイス対応
  • office365を導入していれば、実質無料で利用できる

Yammerの月額料金プラン

  • 540円/1名あたり(Microsoft 365 Business Basic)
  • 1,360円/1名あたり(Microsoft 365 Business Standard)
  • 2,180円/1名あたり(Microsoft 365 Business Premium)

URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/yammer/yammer-overview

Talknote

Talknoteはコミュニケーションを活性化させ、離職を防ぐ社内SNSです。コミュニケーションをデータ化することで、社員やチームの状態を確認します。労働時間の管理や心理的な問題についてのフォローをおこなうことで離職を防ぎます。

画面や操作はfacebookに近く、タイムラインの投稿に対してコメントすることができるので、リアルタイムな情報の確認とリアクションが可能です。気軽なコミュニケーションだけでなく、仕事への指示や進捗の可視化にも活用できるでしょう。

Talknoteの特徴

  • 組織改善・離職防止の社内SNS
  • アクションリズム解析
  • オーバーワーク検知機能

Talknoteの料金

非公開(※要お問い合わせ)

URL:https://talknote.com/

TUNAG

TUNAGは株式会社スタメンが運営する多機能DX推進ツールです。社内チャットや社内掲示板を始め、サンクスカードや日報など、社内コミュニケーションを活性化させる複数の機能が備わっています。

社内掲示板機能はタイムライン形式でお知らせや動画を共有することが可能で、リアルタイムな情報を社員が確認することができます。タイムラインの投稿には社員が8種類の絵文字でリアクションすることができ、気軽なコミュニケーションのきっかけとなります。

TUNAGの特徴

  • リアルタイムな情報共有
  • マニュアル・日報を含む社内業務の幅広いDX化が可能
  • 自社らしいデザインへカスタム可能

TUNAGの料金

非公開(※要お問い合わせ)

URL:https://biz.tunag.jp/

おすすめ社内SNSツール比較表

WorkplaceLINE WORKSSlackみんマイYammerTalknoteTUNAG
特徴・社内版facebook
・モバイルアプリがある
・LINEと同じチャット・スタンプ機能
・掲示板・カレンダーなどビジネス効率化機能
・他社サービスとの連携機能
・アプリ/ブラウザ両方対応
・他社サービスとの連携機能
・ファイル共有可能
・プロフィール機能
・毎日社員が質問に答える機能
・管理者側でメンバーを選定して会話させる機能
・社内版twitter
・Office製品と連携可能
・マルチデバイス対応
・組織改善・離職防止
・アクションリズム解析
・オーバーワーク検知機能
・リアルタイムな情報共有
・マニュアル/日報を含む社内業務のDX化が可能
・デザインカスタムが可能
料金・無料トライアル※最初の30日間は無料
・$4USD/1名
・$8USD/1名
・無料(※機能制限あり。100人まで)
・¥300/1名
・¥500/1名
・¥1000/1名
・無料(※機能制限あり)
・960円/1名
・1,800円/1名
・0円(10名まで・画像投稿は300枚まで)
・200円/1名
・300円/1名
・500円/1名
540円/1名あたり
1,360円/1名
2,180円/1名
非公開(※要お問い合わせ)非公開(※要お問い合わせ)

社内SNSのメリット

社内SNSを導入する目的としてよく挙げられる、メリットについて紹介します。
社内SNSのデメリットに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

情報共有の効率化

社内SNSを導入することにより、情報共有が効率的におこなえるようになります。社内SNSの多くはスマホから気軽に確認することができるため、移動時間や隙間時間に最新の情報をキャッチすることが可能になります。また、社内SNSによっては通知機能やタイムラインの情報を固定する機能が備わっており、見逃しに対する対応もできる場合があります。

コミュニケーション活性化

社内SNSの最大のメリットはコミュニケーションの活性化です。実際に社内SNSを導入する企業から弊社がご相談を受けるときには、「全社でのコミュニケーションを活性化したい」という声を耳にします。社内SNSは、業務中には引き出せないような情報を気軽に発信したり、共通の話題で盛り上がったりすることができるため、コミュニケーションの活性化につながります。

社内SNSでよくある失敗

弊社は、Web社内報の導入を検討されている企業様より、年間1,000件以上のご相談を受けています。ヒアリングするなかで、「社内SNSを運用しているが上手くいかない」というご相談もいただきます。

ここからは、9割が失敗すると言われている社内SNSは、なぜ難しいのか?どのような失敗が起こりうるのか?という点を解説します。

導入目的とは異なる使い方をされる

社内SNSの大きな特徴として、社員が自分の意思で投稿をおこなうという点が挙げられます。良くも悪くも社員の自主性に左右されるため、目的を統一できずに運用方針が曖昧になるおそれがあります。

たとえば、
「全社でのコミュニケーションの活性化を目的に社内SNSを導入したのに、一部の社員しか閲覧せず内輪ネタばかりの投稿になってしまった」
「業務に活かせる情報交換を期待して社内SNSを導入したのに、雑談ばかりになってしまった」

など、導入の目的に反した結果を招いてしまい、失敗に終わるケースがあります。

一部の社員しか閲覧しない

社内SNSは、リアルタイムな情報共有が可能になりますが、そのため情報の流れるスピードが速く、頻繁に社内SNSを閲覧できない社員が置き去りにされてしまうおそれがあります。

タイムラインの情報を継続的にキャッチする社員と、時々閲覧する社員とで情報量に乖離があり、一部の社員だけのコミュニケーションの場となってしまうかもしれません。すべての社員が同じくらい情報を得られるようにと社内SNSの閲覧を強制化したり、ルールを定めても、 社員が負担に感じてしまうというリスクを取る必要があるでしょう。

全社員のコミュニケーションがすでに活発でない限り、社内SNSによって全社員のコミュニケーションが自然と活性化する状態を作るのは難しいでしょう。

投稿がされない

社内SNSでは、誰でも気軽にチャットベースで投稿ができますが、全社に向けて個人が情報発信をすることに抵抗を感じる社員もいるでしょう。カジュアルな場とはいえ、ボトムアップで全社発信できる組織文化である必要があります。

社内SNSの利用は現場社員の投稿頻度に依存してしまうので、全く使われずに形骸化してしまうおそれがあります。発言のハードルを下げたり、社員自らが発信したいと思える内容を作ることが必要です。

また、社内で導入しているツールが複数ある場合、どのツールで何を発信したら良いのか分からない状況になってしまいます。発信する媒体が分散してしまい、社内SNSでの投稿がされない状態になりかねません。他に使用しているツールとの使い分けを明確に周知する必要があります。

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社内SNSで成功するためのポイント

社内SNSを導入する目的を明確にする

社内SNSを導入するにあたり、目的を整理して言語化することが非常に重要です。コミュニケーション活性化が目的なのであれば、「誰と誰のコミュニケーションなのか」「他のツールとの使い分けはどうするか」など、解像度を上げましょう。

導入目的・ルールを社内に周知する

社内SNSは、社員の自発的な投稿に支えられるツールです。導入時に目的やルールを明確に周知することで、「導入意図と異なった使われ方をする」状態を予防することができます。

【目的別】社内コミュニケーション施策の比較表

特徴社内SNSWeb社内報イントラネット
グループウェア
チャットツール
理念方針浸透
組織間の相互理解促進
社員間の個人的な繋がり強化
コミュニケーション速度向上
社内規則などの掲示/伝達
コミュニケーションの性質ボトムアップ型トップダウン型トップダウン型個人→個人型
情報の再活用/ストック性×

全社でのコミュニケーション活性化ならourly

全社でのコミュニケーションを活性化させる上で、社員の自主性に左右される施策だけでは失敗してしまうこともあります。また、情報が流れていくフロー型の施策では、タイミングが合わなかったり、新入社員がついていけなかったりといった懸念点もあります。

「こういう発信をしたい」「こうした情報をやり取りしてほしい」など、理想像が明確になっている場合は、運用者が発信内容をコントロールできる施策も合わせて検討するのがおすすめです。

たとえば社内報であれば、運用者が目的に沿った内容の情報発信を戦略的におこなうことができて、社内報に蓄積された情報に社員は好きなタイミングでアクセスすることが可能です。

なかでも、社内コミュニケーションの活性化に特化した社内報サービスのourlyでは、コメントやリアクションの心理的ハードルを下げる機能や、社員同士の自発的なコミュニケーションが生まれるプロフィール機能が充実しています。

コミュニケーションを加速させるコメント/リアクション機能

ourly独自の「段落ごとにできるリアクション機能」によりコミュニケーションのハードルを下げて、書き手と読み手の双方向的のなコミュニケーションを実現できます。

段落ごとに「いいね」「もっと知りたい」を気軽に押せる・コメントができる

またオプションのプロフィール機能を活用すれば、人となりの理解や共通点の発見、誰が何を知っているか(know who)の可視化が促進されます。
相互理解に留まらず、業務に役立つコミュニケーションも生み出せます。

業界初の分析機能

web社内報は広く外部公開されているwebサイトと違い、ページ閲覧数(ページビュー)の多い少ないではなく、社員の何%に届いているか(閲覧率)が重要です。
ourlyはweb社内報ツールとして初めて閲覧率の概念を取り入れ、さらに「記事を開いたか」だけでなく、「どこまで読み切ったか」が分かる読了率や、記事に反応したリアクション率など多面的に社員の理解・共感度を測れます。

さらに、これらの指標は部署や役職、その他ユーザー属性別に分析できるので、どういった属性にメッセージが届いているのかを見ながら、発信するメッセージの改善ができるのが強みです。

専門コンサルティングチームによる伴走支援体制

ourly利用企業の支援を通じて蓄積した、豊富なweb社内報の活用事例・運用ノウハウをもとに専門コンサルティングチームが伴走支援。

リリース前には課題ヒアリングを通じて、定性/定量の目標設計を行い、リリース後は分析レポートを用いた定例ミーティングを毎月実施。効果検証と次の施策ディスカッションを行います。

さらに、社内報の記事作成代行や導入時の全社説明会の実施、社員へのライティング研修など、さまざまな支援策を提供しており、継続率は100%です。

共通点でつながり、自発的なコミュニケーションが生まれる ourly profile

社内SNSを有効活用して、コミュニケーションを活性化させよう

本記事では、社内SNSにおすすめのツールや、メリット、失敗しないための運用ポイントを解説しました。

社内SNSとは、社内コミュニケーションを活性化し、効率的な情報共有をするためのツールです。社員の自主性に左右される難しい施策ですが、社内SNSを導入する目的の解像度を挙げて周知することで、社内コミュニケーションを活性化させましょう。

「社内SNSを導入したいが自社で上手くいくか不安」「コミュニケーション施策で何をおこなうべきか悩んでいる」など、なにかご不安なことがあれば こちら からご相談ください。

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この記事を書いた人

Hiroki Sunagawaのアバター Hiroki Sunagawa ourly株式会社 セールスチームメンバー

ourly magazineのライティングとメンバーマネジメント担当。
アメフトを通じてチームプレイの重要さを学び、組織で一致団結してパフォーマンスを出すことに興味がある。
見た目ゴリラっぽいが、甘いスイーツと泣ける映画が好きな中身は乙女っぽい一面も。

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