おしゃれな社内報を作るための5つのポイントとは?デザイン事例も紹介
社内報は、社員同士のコミュニケーションを活性化させる重要なツールです。ただ情報を伝えるだけではなく、おしゃれで読みやすいデザインが求められます。
そこで今回は、おしゃれな社内報を作成するための5つのポイントをご紹介します。これらのポイントを押さえることで、社員の興味を引きつけ、社内報の効果を最大化することが可能になります。本記事では実際のデザイン事例も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
おしゃれで読みやすい社内報を作るポイントとは?
おしゃれな社内報を作るためには、読みやすさを担保しながら細部にこだわることが重要です。読みやすさを担保することにより、社内報のデザインは洗練された印象を持ち、細部にこだわることで自社の社内報ならではのおしゃれさを表現することが可能になります。
重要な情報を目立たせる
社内報では、特に伝えたい重要な情報を目立たせることが大切です。たとえば見出しを大きくしたり、色を変えたりすることで、視線を引きつけやすくなります。他にも、ハイライトや図形を使って重要な部分を囲むと、他の情報よりも湯重要な情報として読み手に伝わるなどの方法があります。このような工夫をすることで、読者は必要な情報を瞬時に把握できて「読みやすい」と感じるでしょう。
適切な余白・行間を設定する
社内報のデザインにおいて、適切な余白や行間の設定は非常に重要です。文字が詰まりすぎていると、読みにくく、読む気を失わせてしまうことがあります。余白を適度に取ることで、視覚的なゆとりが生まれ、読み手が情報を受け取りやすくなります。
また、行間も適切に設定することで文章が見やすくなり、目の負担を軽減します。読みやすさを追求することで、情報の受け取り手の負担を軽減し、社内報の効果を最大化しましょう。
フォントにこだわる
おしゃれさはフォント。読みにくくならないよう、沢山の種類を混在させるのはNG
フォント選びにこだわることで、社内報のデザインがおしゃれでオリジナリティのあるものになります。適切なフォントを選ぶことで、読みやすさとおしゃれさを同時に高めることができます。たとえば、本文には読みやすいセリフ体やサンセリフ体を使用し、見出しには印象的なディスプレイフォントを用いることで、視覚的なアクセントを加えることができます。また、複数のフォントを使い分けることで、読み手に視覚的な楽しさを提供しつつ、情報の整理や強調がしやすくなります。
写真や画像にこだわる
写真や画像は読者の目に留まりやすく、記憶にも残りやすいポイントです。写真や画像にこだわることでおしゃれな社内報に大きく近づきます。
撮影する写真の撮り方や加工にこだわったり、社内にデザインの知識がある方がいる場合は画像を作成するよう依頼するのも有効です。AIツールによる画像生成を活用して、社内報にイラストを添えてもよいでしょう。
デザインに一貫性を持たせる
社内報のデザインに一貫性を持たせることで、全体の印象を洗練させることができます。一貫したカラー、フォント、レイアウトを使用することで、統一感が生まれ、読みやすさが向上します。また、継続的に社内報を読むことで社内報自体への愛着も増すことが期待できます。
読み手はデザインの一貫性に慣れ親しむことで、どこに何の情報があるかわかった状態で社内報に目を通すことになり、自然と内容に集中しやすくなります。デザインの一貫性を保ちながら、必要に応じて新しい要素を追加するなどのアップデートを続け、愛される社内報を作成しましょう。
おしゃれな社内報のおすすめデザイン事例7選
ここからは、おしゃれで分かりやすい社内報のデザイン事例を紹介いたします。紹介するのは、ourly Mag.運営元の株式会社ビットエーで実際に発信している紙社内報・web社内報の一部です。
理念・ビジョン共有
企業の理念やビジョンを共有する場合、全ての社員に読んでもらうために読みやすさを担保しつつ、内容に合わせてデザインや文章を砕けさせすぎないバランスが重要です。
「誰が」メッセージを発信しているかも、読者にとって印象を左右する要因になります。そのため、企業理念やビジョン・文化などの共有であれば、経営者など影響力のある人物の写真を大きく載せることも効果的です。
社員紹介
社員紹介においては、紹介する社員の顔写真があると分かりやすいでしょう。また、社員に質問などを答えてもらった場合は、読者がそれぞれの回答を比較しやすいように、ナンバリングや大胆な色分けをすることも効果的です。
話題にしやすいような砕けた内容やデザインにすることにより、コミュニケーションの活性化や人間関係の構築などに役立つでしょう。以下の例では、彩度の高い色を使用してデザインにメリハリをつけています。
社内イベント紹介
社内イベントや企画を報告する場合は、参加できなかった社員もその場の空気間を想像できるような、臨場感のある写真を多く載せる事が重要です。イベントを同僚と共に楽しんでいる姿など、文字では説明できないような、その場の雰囲気を味わえるデザインを心がけましょう。
研修・セミナー報告
研修やセミナーの報告をする場合、当時の様子がわかる写真を載せること、そして研修で何を学んだか簡単にわかるような要約を載せることが大切です。
下記の例では、表紙の画像に研修中の写真を使い、文中に画像を用いて研修で学んだことのまとめを載せています。写真と文章をこのように組み合わせることで、読者は当時の様子を想像しやすく、おおまかな実施内容を簡単に把握することもできます。
しかしながら、研修の内容を深堀しすぎると、読者に文章の重さを感じさせる恐れがあるでしょう。それゆえ、どこまで紹介するかなど、内容のバランスを意識する必要があります。
事業報告
社内報で事業報告をする場合、実際の成績や計画値との差など、表や画像を用いて記載しましょう。
実際の数値だけではなく、伸び率や計画値との差をパーセントで表すことも、読者の理解につながります。また、ポジティブな内容であれば、文字の大きさや色・デザインを活用して注目度をアップさせることも可能です。
アンケート
アンケートなど調査の結果を載せる場合は、グラフを用いると効果的です。グラフを使用することにより、読者が直感的なイメージを持ちながら内容を理解することができます。プレゼン等の資料を作成する場合と同様、読者が簡単に理解できるようなグラフにすることを心がけましょう。
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